ブンデスリーガ2部のシュトゥットガルトは13日、シント・トロイデンから日本代表MF遠藤航をローン移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2020年6月30日までの1年間となっている。


 
 2010年に湘南ベルマーレでプロデビューした遠藤は、2015年まで同クラブで活躍。キャプテンも任されるなど、公式戦158試合に出場した。2016年から浦和レッズに移籍すると、本職のボランチのみならず、リベロや右サイドバックとしても出場した。日本代表としてはキャプテンとして2016年リオデジャネイロオリンピックに出場。2018年にはロシアワールドカップのメンバーにも選出されると、同年には自身初の海外挑戦となるシント・トロイデン移籍を果たした。

 一方、シュトゥットガルトは過去に岡崎慎司酒井高徳細貝萌浅野拓磨といった日本人選手が在籍。昨シーズンは1部に所属していたが、リーグ戦を16位で終えると、残留プレーオフにも敗れ、2部降格を喫していた。

 遠藤はクラブの公式HPを通じて、「シュトゥットガルトは過去に日本人選手もプレーした伝統あるクラブです。チームがブンデスリーガに復帰するために、自分の役割を果たしたい」とコメントしている。
 
 

[写真]=Getty Images