立花孝志

13日、NHKから国民を守る党立花孝志代表が、『5時に夢中』放送中のTOKYOMX訪問し、「マツコ・デラックスが降板を申し出ている」と明かしたことに驚きの声が広がっている。

■事の発端はマツコのコメント

事の発端はしらべぇでも既報の通り、マツコ・デラックスが『5時に夢中』内で、7月に行われた参議院選挙で議席を獲得した「NHKから国民を守る党」について、

・「NHKをぶっ壊すって目的だけで国政に出られたら、それに税金払われたらそっちのほうが迷惑」

・「(票数が伸びた理由は)冷やかしじゃない?」

・「宗教的な感じもある。この人(立花孝志代表)も気持ち悪いし、なんかすごい女性もいる」

・「受信料問題を真剣に考えている人もいるけど、ふざけて投票した人もいる」

などとコメントしたことだった。

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■立花氏がYouTube上で反論

これについてNHKから国民を守る党立花孝志代表は自身のYouTubeチャンネルで、「選挙にふざけていく人はいない」「実際にNHKの集金人の行動によって怖い思いをしている人がいる。その人たちが支持している」と反論。

そして『5時に夢中』が、自身がコメントに反論するとN国の話題を全く取り上げなくなったことなどから、12日にMXのスタジオに行き、出待ちをすることを予告していた。

■立花氏が番組Pに訴え

MXのスタジオ前に到着した立花氏は、予告通り番組放送後のマツコ・デラックスを出待ち。噂を聞きつけた支援者と思われる人々も多数集まった。

集まった人々に対し立花氏は「投票した有権者をバカにするような発言をしないでほしい」「NHKの集金人によって被害を受けている人がたくさんいる」などと主張する。

そのうえで番組プロデューサーに対し「『5時夢』に立花氏を出演させ反論の機会を与えてほしい」「マツコさんが弁明するか謝罪するかしてほしい」「それがなされないなら毎週月曜日に来る」と訴え。

立花氏はこの様子を自身のチャンネルで生配信し、約5万人が視聴した。また、一般の配信者もツイキャスなどで様子を配信し、現場は一時騒然となった。

■マツコが「降板の意思」?

膠着状態が続く中、立花氏はスマホを確認。そして、

「内部情報が来て、マツコ・デラックスパニックになって番組を降りると言っているそうです」

と話す。立花氏は「信頼できる情報なので、来週また出るというならならとことんやるが、ここは帰る。弱っている人をイジメるのは嫌なので」などと発言。そして聴衆の質問に対し「有権者に対する侮辱は許せない」と主張し、スタジオ前を後にする。

なお現在のところ番組やマツコ・デラックスの所属事務所はなんのアクションも見せておらず、降板はアナウンスされていない。ただし12日の『5時夢』では普段の元気がなく、やつれているようにも思える表情をしており、疲労が溜まっているようだった。

■マツコに心配の声

マツコ『5時夢』降板か?」の報に、ネット民からは驚きや心配の声が。

■真意説明や謝罪をするべきとの声も

一方でN国に投票した有権者を「気持ち悪い」「冷やかし」などと発言した以上、逃げずに真意を説明し、謝罪するべきだという声も多かった。

5時に夢中』には無名時代から出続けているマツコ。仮に降板の意思を示していることが事実だとすれば、非常に残念だ。

一方で番組内でのコメントを立花孝志氏代表が、自身や有権者について侮辱されたものと取ったことも事実で、怒る気持ちも十分に理解できるもの。マツコもこのことは重く受け止めねばならないだろう。

2人が話し合いのテーブルにつき、じっくりと話し合ったうえで、和解することを望みたい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

N国・立花代表、「マツコが『5時夢』降板打診」と発言し騒然 話し合い望む声も