日本でもお隣の国・韓国でも、歌やダンスの上手いアイドルグループは頻繁にテレビやイベントに出演し、人気になることが多い。

だが、韓国マニアで生粋の日本人記者(私)が日本のアイドルを見ていつも思うのは、「絶対に日本のアイドルは韓国アイドルに勝てない」ということ。

いったいなぜ韓国アイドルに日本のアイドルが勝てないのか? わかりやすく説明すると、以下の理由があげられる。

(1)ルックスが段違い

いまもっともアツい韓国のガールズグループといえば『TWICE』だが、どのメンバーも日本のアイドルグループの人気メンバーよりもはるかにルックスが良い。

日本のアイドルグループが寄せ集めの集団なのにくらべ、TWICEは日本・韓国・台湾から集まった精鋭の美女が揃っているため、見た目の良さがまったく違うのだ。

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(2)アイドルとして重要な部分が根本的に違う

日本のアイドルグループでもっとも重要なことは、CDやグッズを大量に購入する「大金を落とすファンを掴めること」になってしまっており、営業スタイルもまるでキャバクラ

それにくらべ韓国アイドルはファッションやダンスで若者を魅了することを重要視しているため、世界的に人気。日本のアイドルは金儲けに走りすぎているのではないだろうか。

(3)韓国は罪のないアイドルを上層部が大事にする

最近TWICEの日本人メンバー・サナが元号に関する投稿をインスタグラムで行い、一部の韓国人により炎上したが、事務所は不必要な謝罪をさせず沈黙を貫き、罪のないサナをかばう姿勢を見せた。

それにくらべ日本のアイドルグループは、なぜか被害を受けたメンバーに火消しのための謝罪をさせ、メンバーの心をより傷つけ、さらに炎上するという結果になった。

頑張るメンバーよりもスポンサーや興行収入を大事にするスタイルでは、韓国アイドルのように若者が憧れるダンスや歌ができるアイドルが育つ環境ができるはずがないのだ。

(4)韓国は罪を犯したメンバーにしっかり償わせる

これも(3)につながることだが、韓国は罪を犯したメンバーはいくら人気でも、しっかりと罪を償わせる。たとえばJYJの元メンバー・ユチョンには薬物の使用を認めさせ謝罪、BIGBANGの元メンバー・V・Iも横領や売春のあっせん疑惑で取り調べを受けている。

それにくらべ罪の内容は違うが、日本のアイドルグループは金のなる木のような人気メンバーなら、罪を犯してもとことん隠ぺいに走る。悪いことをしたメンバーに罪を償わせないのは、決定的にモラルが欠如していると言っていいだろう。

■レジェンド不在の日本アイドル

以上4つの理由から、日本のアイドルグループは国内で金稼ぎができても、けっして世界的に見て韓国のアイドルグループに勝つことができないのである。

日本のアイドルも昔は松田聖子山口百恵などのレジェンド級アイドルがいたが、いまはそれに肩を並べるアイドルはいない。彼女たちのようになれる環境を整えるのが、日本のアイドルが世界に羽ばたける第一歩ではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・雨間 ゆうすけ

韓国マニアが語る 日本アイドルが韓国アイドルに絶対勝てない4つの理由