山梨県を代表するご当地うどんといえば、農山漁村の郷土料理100選にも選ばれた『ほうとう』が有名である。

しかし、富士吉田市のご当地うどん『吉田のうどん』は、地元民にとってはほうとう以上に愛される、ソウルフードと言っても過言ではない存在だ。

■ひばりが丘高校うどん部

富士吉田市には吉田のうどんを提供する店は数多くあるが、いま注目したいのが市内にあるスーパーマーケット『セルバ』で定期的に食べられるうどん店。

そのうどん店の名は『ひばりが丘高校うどん部』。その名前のとおり、山梨県立ひばりが丘高校の高校生が開いたうどん店。

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■うどんはどれもリーズナブル

うどんはどれもリーズナブルで、かけうどんは378円、肉うどんでも432円と、一般的なうどんチェーンよりも安めに価格設定されている。

記者が注文した肉うどんは、大人の男性でもお腹いっぱいになるぐらいボリュームのあるうどん玉に、吉田のうどん定番のキャベツに肉、油揚げにわかめがのったもの。

出汁が効いたスープに、弾力のあるうどん、シャキシャキのキャベツに甘辛く煮られた肉のコンビネーションは、まさにド定番の吉田のうどん。コレはウマい!

■お店オリジナルメニューも

ほかに注文した冷やしうどんは、冷水で締めているためさらにうどんの強いコシが楽しめる。弾力のある麺が好きな人は、こちらを頼むといいだろう。

サービスで提供してくれたMAGMAうどん卵黄抜きは、麺に唐辛子が練り込まれたオリジナルの一品。辛味のある麺にするとさらに甘い肉との相性が良くなり、夏にぴったりのうどんになる。

■営業情報はTwitterでチェック

味もボリュームも値段も最高の『ひばりが丘高校うどん部』は基本的に日曜日営業だが、行事のため休業することもあるので、事前に店のTwitterなどで営業日をチェックしておこう。

富士吉田市は山梨観光をするときの通り道になるので、ランチがてら寄ってみるのも良い。うどん好きの諸君は、必ず立ちよるべし!

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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男

高校生が開いた吉田のうどん店『ひばりが丘高校うどん部』が値段も味も最高