火事(aleksandr yakovlev/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

群馬県前橋市で親族を巻き込む放火事件が発生。しらべぇ取材班は、群馬県警、前橋市消防局を直撃し、事件の詳細をつかんだ。また、放火の極めて重い「罪と罰」についても調査した。

■消防車両13台が出動

前橋市消防局によると、12日午後9時47分頃、前橋市青梨町の女性から「隣の家が燃えている」と119番通報が入った。現場には、13台の消防車両(うち1台が救急車)が現場に駆けつけて消火作業にあたった。

火はおよそ2時間後に消し止められ、木造2階建て瓦葺の住宅約132平方メートルが全焼した。

群馬県警前橋署は、13日午前7時27分に前橋警察署で、この家に住む無職の男(32)を現住建造物等放火の疑いで通常逮捕した。同署によると、12日夜に警察官が現場に臨場し、自宅敷地内にいた男から事情を聞いた。男は放火を認めたため、前橋署に任意同行したという。

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■ガスコンロで放火

男は警察の調べに対して、「ガスコンロで広告に火をつけたのち、自宅の1階にあった衣類に火をつけた」と供述し、容疑を認めているという。

なお、この住宅に住んでいた母親(68)と男の伯父(71)が行方不明になっており、13日午前9時から消防と協力して二人の捜索活動と実況見分を行っている。

■放火の極めて重い「罪と罰」

現住建造物等放火罪は、死刑もあり、5年以上の懲役刑しかない非常に重い刑罰である。この内容は、殺人罪で設定されている刑罰と同じ。人が住んでいる場所に放火すれば、命の危険性があるので殺人の意思はなくても殺人罪と同等の刑罰を受けることになる。

また、日本には木造建築物が多かったため、1つの放火で周りの建物数件まで巻き込んでしまう可能性があり、被害が甚大になる可能性もあるので刑罰も重いものとされている。また、結果的に不特定多数の人に危険性が及ぶため、放火罪は非常に重いものとなっている。

更に人が死亡してしまった場合は、殺意はなかったとしても殺人罪より重い判決が下されることも考えられるという。

■非難の声集まる

無職による犯罪が目立つという意見があがっている。

「無職の暴走が止まることを知らないなあ。無職の無敵化が進んでいる」

「若くて健康ならば、労働をするべきではないかと思う。遊んでるとロクな事はない」

「精神衛生的にも無職は良くない」

「定年を超えた人以外、労働を完全に義務化した方が良いのかも知れない」

今回は家庭関係のトラブル等も考えられるが、無差別に人を巻き込む放火等の犯罪防止策の確立が、今求められている。

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(文/しらべぇ編集部・おのっち

無職の男が自宅に火を放ち全焼 「自宅の衣類に火をつけた」