前回大会、関西学院大に敗れたG大阪 今大会は法政大に0-2の完敗

 J1ガンバ大阪が14日に行われた天皇杯3回戦の法政大戦に0-2で完敗した。前半24分、法政大MF大西遼太郎に先制点を奪われ、後半25分にはDF森岡陸にCKから追加点を奪われた。G大阪は昨年も関西学院大に延長戦の末に1-2で敗戦。J1クラブが2大会連続で大学生に敗れるという、超異例の事態になった。

 天皇杯4度の優勝を誇るG大阪が屈辱を味わった。大学生相手に2大会連続で敗戦。先発メンバーには日本代表GK東口順昭やDF三浦弦太、MF矢島慎也ら“本気メンバー”が名を連ね、元日本代表MF遠藤保仁や、今夏イングランド2部リーズから復帰したMF井手口陽介も先発出場。だが、前半24分に先制点を奪われ、後半25分にはCKから失点した。そのまま法政大のゴールを割ることができず、完敗。FW宇佐美貴史、FWアデミウソンが途中出場するも、無得点に終わった。

 これで、“本気メンバー”で臨んだ昨年に続いて2大会連続で大学生に敗れた。昨年は初戦で関西学院大に延長戦の末1-2で敗戦。J1クラブが大学生に敗れることだけでも異例のことだが、2大会連続で大学生に敗れることは屈辱以外の何物でもない。宮本恒靖監督率いるチームにとって、反省すべき大会となってしまった。

 鹿島アントラーズ入りしたエースFW上田綺世を欠いた法政大は、2回戦のJ2東京ヴェルディ撃破から、J1クラブにも勝利。Jリーグ勢2連勝で4回戦に駒を進めた。
 (Football ZONE web編集部)

G大阪の元日本代表MF遠藤保仁【写真:Noriko NAGANO】