栃木県の佐野サービスエリアが、従業員のストライキで営業休止という事態になっています。「佐野SA、こんな事になってたの…」「ストライキとやらを令和の日本で見られるとは」と驚きの声が寄せられていました。

夏休みやお盆で利用者が多くなるこの時期に、突如営業を休止した栃木県・佐野サービスエリア。その原因は、以前から経営トラブルがあった運営会社ケイセイ・フーズの社長と、従業員との対立によるストライキでした。

14日未明から営業を休止している佐野SAの店内には、従業員によるストライキ実施の声明文が掲載されていたようです。その声明文では、

佐野SA上り 運営会社ケイセイ・フーズ社長の経営方針にはついていけません。これは従業員と取引先のみなさんの総意です』

とし、「解雇された部長と支配人の復職と、経営陣の退陣」が求められていました。

そして、詳しい経緯については『ヤフーニュースで「佐野サービスエリア」で検索してください。なぜこうなったのか、このフライデーデジタルの記事に、ほぼ真実が書かれています』としていました。

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こうした事態にTwitterでは、

佐野SA、こんな事になってたの…」
「社員の方々がここまでやるのは相当な覚悟があっての事かと…多少時間が掛かっても、皆さんが気持ち良く働ける環境を整えてあげて欲しいです」
佐野SAには幼少期にとてもお世話になったから、とことん戦ってほしい」
「正当性がなければ問題だが佐野SAみたいなことはもっとあってもおかしくないな。前から言われているように日本人はおとなしすぎるところある」
「権利上認められるとはいえストライキとやらを令和の日本で見られるとは思わなかったなあ」

といった声が寄せられ、話題になっています。

その後、東日本高速道路を運営するNEXCO東日本がこの件についてツイート

【お知らせ】佐野SA㊤の商業施設において、本日未明から営業休止しており、大変ご迷惑をおかけしております。営業再開に向け準備を急いでおります。ご理解のほどよろしくお願いたします

としていましたが、コメント欄では早急な営業再開より根本的な解決を願う声が多く寄せられていました。(文◎絹田たぬき)

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