サガン鳥栖は15日、名古屋グランパスからDF金井貢史(29)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。移籍期間は2020年1月31日までで、背番号は「5」。なお、名古屋と対戦する全ての公式戦に出場することができない。

2008年に横浜F・マリノスでプロキャリアを開始した金井は、2013年に鳥栖へ期限付き移籍。翌年に完全移籍に移行したが、出場機会を確保できず、2015年にジェフユナイテッド千葉へ。その後、2016年の横浜FMへの復帰を経て、2018年に名古屋に完全移籍。昨シーズンこそ明治安田生命J1リーグで15試合4ゴールを記録し、チームのJ1残留に貢献したが、今シーズンはここまでリーグ戦3試合の出場に留まっていた。

鳥栖への復帰が決定した金井は、両クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。

サガン鳥栖
「お久しぶりです。この度、名古屋グランパスから加入することになりました金井貢史です。サガン鳥栖の為に全力で闘っていきたいと強く思っています。まずはチーム内の競争に勝ち、試合で躍動する姿をしっかりとサガンファミリーの皆様にお魅せしたいと思います」

名古屋グランパス
「昨年の夏に加入させていただき残留もでき、少しは貢献出来たことを誇りに思います。今季も名古屋グランパスの為にと頑張ってきましたが、自分の力不足で全く貢献できず本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。名古屋の熱い夏がこれから必ずはじまります。ファミリーのみなさんも名古屋グランパスの一員として選手を支えてあげてください。ぼくもサガン鳥栖でしっかり成長してきたいと思います。一年間ありがとうございました」

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