MF長谷部誠とFW鎌田大地が所属するフランクフルトが、エヴァートンに所属するトルコ代表FWジェンク・トスンの獲得に近づいているようだ。14日、ドイツ紙『Fussball News』が報じた。

 28歳のトスンはフランクフルトの下部組織出身。同クラブのトップチームでは、2009-10シーズンのブンデスリーガ最終節ヴォルフスブルク戦での15分間のみ出場している。

 同選手は2011年1月にガズィアンテプスポル(トルコ)へと移籍すると、2014年には母国の強豪ベシクタシュに加入。同クラブでの活躍が認められ、2018年1月に2250万ユーロ(当時レートで約30億円)の移籍金でエヴァートンの一員になった。しかし、エヴァートンでは期待されていたほどの活躍を見せることができておらず、公式戦43試合の出場で9得点3アシストを記録するに留まっている。

 フランクフルトは今夏、セルビア代表FWルカ・ヨヴィッチがレアル・マドリードに、フランス人FWセバスティアン・ハラーがウェストハムにそれぞれ移籍。一方で、新加入のFWはツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)から加入したU-21セルビア代表FWデヤン・ヨヴェリッチのみとなっており、即戦力級のFW獲得が噂されている。

フランクフルトへの移籍が噂されるトスン [写真]=Getty Images