8日に夏の移籍市場が閉幕したプレミアリーグ。今年も様々な大型移籍が生まれ、マンチェスター・Cスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスを、トッテナムフランス代表MFタンギ・エンドンベレを、クラブ史上最高額となる移籍金で獲得した。

 さらに、近年はいわゆる“トップ6”には属さないチームも、潤沢な資金をもとに各国の有力選手を手に入れ、より上位を狙うための強力な陣容を整えている。そこで今回は、移籍情報サイトTransfermarkt』のデータをもとに、“トップ6以外”のチームが獲得した新戦力の中から、高額の移籍金が発生した選手上位10名を紹介する。
※日本円は、8月15日時点のレートで換算。
※昨シーズンすでにレンタル移籍で加入し、今夏に完全移籍が決まった選手はランキング対象外とする(例:レスターMFユーリ・ティーレマンス

◆■10位 ニール・モペイ

生年月日:1996年8月14日(23歳)
国籍:フランス
ポジション:FW
移籍先:ブレンフォードイングランド2部)→ブライトンイングランド
移籍金:1971万ポンド(約25億円)

シーズンイングランド2部で得点ランキング2位タイとなる25得点を挙げ、ファンが選ぶ年間最優秀選手賞と、選手が選ぶ年間最優秀選手賞を“ダブル受賞”。クラブレコードの移籍金でブライトンへのステップアップを果たした。プレミアリーグデビューとなった10日のワトフォード戦で早速ゴールを決めて、好スタートを切っている。

◆■8位 ウェズレイ

生年月日:1996年11月26日(22歳)
国籍:ブラジル
ポジション:FW
移籍先:クラブブルージュ(ベルギー)→アストン・ヴィライングランド
移籍金:2250万ポンド(約29億円)

2017-18シーズンベルギーリーグ年間最優秀若手選手賞に輝いた長身FW。クラブブルージュ在籍3年半で公式戦130試合に出場して38ゴールという成績を残し、アストン・ヴィラ史上最高額となる2250万ポンド(約29億円)で英国初上陸を果たした。

◆■8位 ジャンフィリップ・グバミン

生年月日:1995年9月25日(23歳)
国籍:コートジボワール
ポジション:MF
移籍先:マインツドイツ)→エヴァートンイングランド
移籍金:2250万ポンド(約29億円)

高い守備力が売りのMFで、今夏にパリ・サンジェルマンへと移籍したセネガル代表MFイドリッサ・ゲイェの後釜としてエヴァートン入り。昨夏に日本代表FW武藤嘉紀ニューカッスルに移籍するまで2人はマインツチームメイト同士であり、プレミアリーグの舞台で“元同僚対決”が実現するかもしれない。

◆■7位 モイーズ・キーン

生年月日:2000年2月28日(19歳)
国籍:イタリア
ポジション:FW

移籍先:ユヴェントスイタリア)→エヴァートンイングランド
移籍金:2475万ポンド(約32億円)
2018年11月イタリアA代表デビューを飾ると、今年3月には“アッズーリ”史上2番目に若い19歳23日で初ゴールマーク。昨シーズンセリエAでも4試合連続ゴールを含む計6得点を挙げて、一躍脚光を浴びる存在となった。初挑戦となるプレミアリーグでも自慢の得点力を発揮できるか、注目される。

◆■6位 パブロ・フォルナルス

生年月日:1996年2月22日(23歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
移籍先:ビジャレアルスペイン)→ウェストハム(イングランド
移籍金:2520万ポンド(約32億円)

バルセロナも強い関心を示していたという逸材が、5年契約でウェストハムに加入。スペイン期待の攻撃的MFであり、2016年5月には20歳でA代表デビューを飾っている。今夏はU-21欧州選手権に参加し、アーセナルに加入したMFダニ・セバージョスらと共に優勝を経験した。

◆■5位 イスマイラ・サール

生年月日:1998年2月25日(21歳)
国籍:セネガル
ポジション:FW
移籍先:レンヌ(フランス)→ワトフォードイングランド
移籍金:2700万ポンド(約34億円)

シーズンは公式戦50試合に出場して13ゴール11アシストを記録し、レンヌのクープ・ドゥ・フランスフランス杯)制覇に貢献。移籍市場の注目銘柄になると、ワトフォードクラブ史上最高額の移籍金を支払って獲得に成功した。2018 FIFAワールドカップ ロシアではセネガル代表の一員として、日本戦を含む全3試合にフル出場を果たしている。

◆■4位 アレックス・イウォビ

生年月日:1996年5月3日(23歳)
国籍:ナイジェリア
ポジション:FW
移籍先:アーセナルイングランド)→エヴァートンイングランド
移籍金:2736万ポンド(約35億円)

アーセナルの下部組織で育ち、23歳ながらトップチームで公式戦149試合に出場。貴重な生え抜き選手として期待されていたが、今夏のコートジボワール代表FWニコラ・ペペの加入によって出場機会の減少が見込まれることから、エヴァートンで新たな挑戦に臨むこととなった。

◆■3位 アジョセ・ペレス

生年月日:1993年7月29日(26歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
移籍先:ニューカッスルイングランド)→レスターイングランド
移籍金:3006万ポンド(約38億円

2014年夏にテネリフェから移籍金180万ポンド(約2億円)でニューカッスルに加入すると、昨シーズンチームトップリーグ戦12ゴールを挙げるなど、攻撃の要として躍動。加入時の約17倍となる3006万ポンド(約38億円)の移籍金で、レスターに引き抜かれた。

◆■2位 セバスティアン・ハラー

生年月日:1994年6月22日(25歳)
国籍:フランス
ポジション:FW
移籍先:フランクフルトドイツ)→ウェストハム(イングランド
移籍金:3600万ポンド(約46億円)

ウェストハムがクラブレコードの移籍金を支払って獲得した大型ストライカー。昨シーズンブンデスリーガで15ゴール9アシストを記録。ヨーロッパリーグでも10試合で5ゴール3アシストを挙げ、フランクフルトベスト4進出の立役者となった。

◆■1位 ジョエリントン

生年月日:1996年8月14日(23歳)
国籍:ブラジル
ポジション:FW
移籍先:ホッフェンハイム(ドイツ)→ニューカッスルイングランド
移籍金:3960万ポンド(約51億円)

シーズンは公式戦35試合出場で11ゴールマークし、今夏、6年契約でニューカッスルに加入。移籍金3960万ポンドはクラブ史上最高額であり、プレミアリーグ全体で見ても、今夏に加わった新戦力としては7番目に高い移籍金となった。

(記事/Footmedia

“トップ6”以外のクラブの高額移籍を紹介 [写真]=Getty Images