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Image by Doris Metternich from Pixabay

 可愛らしい猫用家具やおもちゃも完備されたそのコンパクトシェルター(避難所)は、常に室温が27度に保たれ、適切に換気もされる。キャットフードと水も用意されている。

 そこに入れるのは猫だけ。猫がシェルターの入り口に来ると、スマートカメラによる猫の顔認証が行われ、キャットドアが開いて中に入れる仕組みになっている。猫が入るたびにドアは閉じる。

 これは、野良猫(地域猫)に快適な環境を与えようと、中国のコンピューターエンジニアが開発したものだ。

 このシェルター1つで、現在174種類の猫の識別ができるそうで、認識された猫は自由に出入りができるようになっている。

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猫たちが自由に出入りできるように。スイスには建物の壁に設置された猫専用の外階段がいたるところにある


Chinese Engineer Builds World’s First AI Cat Shelter for Stray Cats


野良猫たちに快適な場所を


 このスマートシェルターを開発したのは、中国最大の検索エンジンバイドゥ(百度)」のコンピュータエンジニア、ワン・シー(Wan Xi)さん。

 もともと猫好きのワンさんは、野良猫たちに「冬に暖かく過ごせる場所と、食べ物と凍っていない水を提供してあげたい」という一心でこのプロジェクトスタートさせた。

 というのも北京の冬は厳しく、氷点下9度まで下がることもあり、百度のブログによれば、冬を超えることができる北京の野良猫は40%ほどだという。


 そうして地元の猫ボランティアの協力も受け、シェルターは完成した。

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シェルターに来た猫の健康管理もできる

 このスマートシェルターのもう一つの優れた点は、百度のEasyDLという技術を用いて、猫が口内炎や皮膚炎を患っていないか、怪我をしていないかなどを認識し、治療が必要と思われる場合はボランティアに通知がいくというところにある。

 こんなスマートシェルター、ぜひ世界中に広まって欲しいところだ。

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References:Baidu made a smart cat shelter that uses AI to tell cats and dogs apart - The Verge/ translated & edited by mallika

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52278101.html
 

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