公式戦全4試合に出場 3試合で先発し1得点

 ドイツブンデスリーガは現地時間16日に2019-20シーズンが開幕し、元日本代表MF長谷部誠日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトは18日にホッフェンハイムと対戦する。開幕前にドイツメディアsport.de」はフランクフルトにおける現時点での“勝ち組”と“負け組”を分類。鎌田を“勝ち組”に認定し、期待を寄せた。

 鎌田は2017年6月、J1サガン鳥栖からフランクフルトに移籍。ドイツでの挑戦をスタートさせたが、欧州1年目のシーズンは公式戦わずか4試合の出場と、思うような結果を残せなかった。しかし、昨季ベルギー1部シント=トロイデンに期限付き移籍すると、得点能力が一気に開花。公式戦36試合16得点を記録し、今年3月には自身初となる日本代表も経験した。

 ベルギーでの武者修行を経て今季からフランクフルトに戻った鎌田。チームブンデスリーガ開幕よりも先に公式戦4試合を消化し、現地時間15日にもさらに1試合をこなすが、鎌田はここまでUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦のフローラ・タリン(エストニア)戦で第1戦(2-1)、第2戦(2-1)ともに出場。続くEL予選3回戦ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)戦の第1戦ではCKからチーム3点目を演出し、5-0での大勝に貢献した。さらにDFBポカール1回戦で3部ヴァルトホーフ・マンハイムと対戦した際には、0-2の状況から反撃の狼煙を上げるゴールマーク。5-3での逆転劇の火付け役となった。

 こうした状況を踏まえ、「sport.de」は“勝ち組リストトップに鎌田を紹介。アディ・ヒュッター監督の「私にとって、間違いなく最もポジティブなサプライズだ」との言葉を引用し「指揮官は、公式戦4試合中3試合でカマダを先発起用している。このままの調子が続けば、定位置確保もあり得るだろう」と、スタメン定着への期待を寄せた。

ライバルセルビア代表MFの評価は…

 一方、2015年から在籍するセルビア代表MFミヤト・ガチノビッチは“負け組”に。「開幕に向けたここまでの準備段階では、極めて強い印象を残したというわけではない。フローラセカンドレグでは、カマダに先発の座を奪われた。定位置争いに絡みたいのであれば、明らかな向上を見せる必要がある」と厳しい評価を下している。

 監督、メディアから上々の評価を得ている鎌田。現地時間15日に行われるファドゥーツとのEL予選3次予選の第2戦、ホッフェンハイムとのブンデスリーガ開幕節でも先発に名を連ね、期待に応える活躍ができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

フランクフルトのMF鎌田大地【写真:Getty Images】