ナイフを持った2人組の襲撃に遭う 厳戒態勢のなかトレーニングに復帰するも…

 カージャック被害に遭い、厳戒態勢で試合への出場を回避していたアーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツがチーム練習に復帰した。英紙「デイリー・メール」が2人の最新情報について報じている。

 エジルとコラシナツは現地時間7月25日ロンドン北部のゴールダーズグリーン近郊でナイフを持った2人組に襲撃された。エジルの車に同乗していたコラシナツが素手で男たち立ち向かって追い払い、幸いにも怪我はなかった。

 しかし、この事件の余波は尾を引いており、クラブはセキュリティー上の問題から2人をプレミアリーグ開幕戦のメンバーから外した。問題が沈静化するまで2人はさらに長期的に試合から離れる可能性があると報じられていた。

 そんな2人だが、14日にはチーム練習に復帰したという。練習場の周りには警備スタッフや警備犬を配置し、セキュリティー態勢は万全を期している。コラシナツはチームメートのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィの車に同乗し、エジルも自身の高級車の後部座席に乗り込んで練習場へ到着したという。

 気になるのは、2人がいつ試合に復帰できるのかどうかだ。記事では、「エミレーツで行われる日曜日のプレミアリーグバーンリー戦でエジルとコラシナツを起用できるかどうかは未定」としながらも、「遅かれ早かれ、危険が取り除かれる期待は高まっている」と予想よりは早く2人が復帰できる可能性が高まっているとしている。

 先週には、ロンドン北部のエジルの自宅付近で2人の男性が逮捕された。一日でも早い2人の復帰を願うばかりだ。(Football ZONE web編集部)

ようやく練習に合流したアーセナルMFメスト・エジル(左)とDFセアド・コラシナツ【写真:Getty Images】