指導する(chachamal/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

日本語が難しい理由の1つは、同じ意味でも相手によって表現を変えねばならないことだろう。

その代表的な言葉が「了解しました」と「承知しました」。目上の人には後者を使うべきで、前者は失礼に当たるというのだ。しかし、この件については「了解しました」でも問題ないとする声も根強い。

■目上には『承知しました』を使うべき?

そこで、しらべぇ編集部では全国の20~60代の男女1,329名に「目上の人に『承知しました』と声をかけるべきだと思うか」調査を実施。

結果、「そう思う」と答えた人は17.2%で、「理解はできる」は49.2%。じつに66.4%が「目上の人には『承知しました』を使う」ことが適切と考えている。

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■年代別に見ると…

「目上の人には『承知しました』を使うべき」と考えている人を年代別に見ると傾向が出た。

30代の割合が極めて高く、75.7%となっている。目上の人に「『承知しました』を使うべき」とする考えは、平成に入ってから広まった説が有力だ。

平成時代を生き抜いてきた30代は「目上には『承知しました』を使うべき」という意識が強いのだろう。

■「承知しました」を使うべきとの声

承知しました」を使うべきだと話すのは、30代男性のIさんだ。

「私は営業をしていますが、会社でお客様に『了解しました』は失礼、『承知しました』か『かしこまりました』を使いなさいと教わりました。

その意識が染み付いているので、後輩や取引先から『了解しました』と言われるのは、少し違和感があります。大事なお客様に上から目線のような印象を与えてはなりませんので、目上には使わないほうがいいのでは」

■「どちらでいい」との声も

一方、20代のBさんは、「どちらでもいいのでは」と話す。

「正直どちらでもいいのではないかと。意味は同じですし、『了解しました』もきちんと相手に敬意を払っている。その語感に上から目線なんて感じませんよ。

細かい言葉遣いにこだわるより、人となりを見たほうがいいと思う」

「意味がわかればいい」という声もあるが、目上の人への「了解しました」が適切ではないと考えている人が多いこともまた事実。そのことを踏まえて、言葉を選択する必要があるのかも。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年7月13日2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,329名 (有効回答数)

目上には「承知しました」と声をかけるべき? 多くの人の答えは…