本来は大切にされ、愛されるべき存在であるペットに対し、耳を疑うような依頼を口にした飼い主がいた。

太りすぎだから処分してほしい

飼い主は「うちの犬太りすぎなので安楽死させてほしい」といって、ゴールデンレトリーバーの「カイ」を連れ動物病院を受診した。

▼処分するよう依頼されたカイ

獣医師もこれほど肥満した犬を見るのは初めてで、カイに助けが必要なのは明らかだった。

2018年4月頃のカイ

飼い主の依頼を拒否→ダイエット

獣医師は飼い主の依頼には従わず、カナダアルバータ州パークランド・カウンティーにある動物保護施設に連絡。

カイに新しい家族を見つけてもらえるよう尽力した。

獣医の的確かつ思いやり深い判断のおかげで、パム・ヘジーさんという新しいママに引き取られたカイ。

パムさんは173ポンド(約78キロ)もあるカイの体重を半分に減らすべく、20分間階段を上る運動をさせたり、1日に3回散歩に連れ出したり、スイミングに通わせたりと彼のダイエットに力を注いだ。

最初は少し動くだけでも息があがるカイだったが、徐々にダイエットの効果があらわれ始め、本人とママの努力の甲斐があり、車に飛び乗ったり公園を走り回れるほど元気になった。

8カ月で80ポンド(約36キロ)の減量に成功!

今ではどこからどう見ても普通のゴールデンレトリーバーで、本来のあるべき姿を取り戻した。

▼太っていた頃と比べてその差は歴然

カイの努力の結果は複数の海外メディアで取り上げられ、安堵と称賛の声があがっている。

「うちの犬、太りすぎだから安楽死させて」と頼まれた獣医が取った行動