遠藤憲一主演のオトナの土ドラ「それぞれの断崖」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で、CHEMISTRYが歌う主題歌「Angel」のMVが8月15日に公開。その中で遠藤とのコラボが実現した。

【写真を見る】MVの中で、相手役の女優・佐古麻由美から銃を向けられる遠藤憲一

MVは、歌詞に込められたメッセージをキーワードに、男女の物語を2つのストーリーで展開。CHEMISTRYの歌唱シーンと遠藤のドラマシーンで構成されている。

撮影は、都内の地下駐車場で行われた。乱暴に停められた1台の黒い車と1人の女性。怪しげな青白い照明の中でスモークがたかれ、その空間に「Angel」がエンドレスで流れている。

そこに遠藤が登場、監督の説明を受け、すぐさま撮影が始まった。憂いのある表情で柱にもたれかかるだけで絵になる遠藤の姿に、スタッフからは「お~!」と感嘆の声が。

まずは、遠藤が女性に“撃たれるパターン”を撮影。遠藤は、相手役となる女優(佐古麻由美)が銃を撃つタイミングとその芝居に対して、さまざまなリアクションを見せる。

また、“撃つのを止めさせて抱き合うパターン”では、歌詞とシンクロする抱擁シーンとなり、撮影の様子を見守っていたCHEMISTRYからも拍手が送られた。

このMVとメイキング映像は、8月15日からYouTubeで配信されている。そして、8月17日(土)放送の「それぞれの断崖」第3話では、被害者の父(遠藤)と加害者の母(田中美里)の“禁断の愛”が、いよいよ動き始める。

遠藤憲一コメント

――ドラマとMVの撮影の違いは?

今回のMVは、厳密にストーリーがあってセリフがあってとかではなく、男と女がいて、撃たれるパターンと、撃つのを止めさせて抱き合うという設定で、自分の中でいろいろなシチュエーションを考えられて面白かった。

ドラマでは、台本があって克明に作っていくっていう難しさや楽しさがある。でも今回みたいに瞬発力で表現するやり方も新鮮で好きです。

――曲のタイトルにかけて、あなたにとって「Angel/天使」とは?

ドラマを作っていてうまくできたときはエンジェルになる(笑)。こういうふうになるといいんだろうなぁと(想像して)やってみて、「お!(できた!)」っていうときの達成感が高揚感になって(自分の頭上に指で円を描くポーズをして)輪っかができる! イッちゃったって感じ(笑)。

CHEMISTRYコメント

――遠藤さんのMV撮影を見てどうでしたか?

川畑要:やっぱりしびれますね。言葉がない、セリフがない中で、本当に目の前で撃たれる姿とか見るのが初めてだったんですけど、僕はそのシーンと、女性をグッと抱きしめる、あの抱きしめ方の男らしさにしびれましたね。素敵です!

堂珍嘉邦:なんかもうドラマになってましたよね。ここに自分たちがどういうふうにからんでいくのか編集がすごい楽しみ。撮影の合間に「(今の演技)大丈夫だった?」「ちょっといろいろ味付けしちゃったんだけど」とか気さくにお話いただき非常に楽しかったです。

――曲のタイトルにかけて、CHEMISTRYにとって「Angel/天使」とは?

川畑:肉、特にフィレステーキの500gは天使です。ミディアムレアで食べるんですけど、かんでると顎が外れるんじゃないかと思うぐらい“食べてる感”もあって、身にもなるし、天使ですね。

堂珍:CHEMISTRYとしては最近やった一夜限りのスペシャル・ライブ。僕個人としてはプラネタリウムでやったライブでの、みんなが喜んでいる顔とか星空とか、幸運みたいなその瞬間(が天使)。

――ちなみに…最近、断崖に立たされた経験は?

川畑:1つの商品を買うか買うまいか迷った話で、その理由はいまさら感。自撮り棒をネットで買うのにカートに入れた後「でも自撮り棒っていつの話だよ」って(爆笑)。いまさら俺がこう(自撮り棒で撮るポーズ)やるのか!?とか。でも「いま自撮り棒の棒って消えるんだよなぁ」とか思いながら、1日ぐらいカートに置いて、結局買いました(笑)。

堂珍:最近、ライブで歌詞や譜面を見るのに使うiPadをそろそろ買い替えようってところで、そのサイズ感で結構迷いました。大きいと自分は見やすいけど持ち運び(の不便さ)だったり、小さいと文字の大きさとかどうなんだ?って…結局ちょっと小っちゃめの方を買いました。(ザテレビジョン

遠藤憲一がCHEMISTRYのMVに出演!