バンダイナムコエンターテインメントアジアは、PlayStation 4Xbox One、PCでリリース予定の新作アクションゲームDRAGON BALL Z: KAKAROT』のゲームプレイが確認できる2種類のティーザートレイラーをYouTubeで公開した。

 8月初頭にバンダイナムコエンターテイメントアメリカのTwitterアカウントで公開されたティーザーの高解像度版となる。2020年初頭の発売に向け、少しずつゲームの内容が見えてきた。

 公開されたのはフィールドでの移動やアクティビティに重点を置いた「Story Teaser」と、ラディッツとの戦闘を収録した「Battle Teaser #1」の2種類の映像だ。

 ティーザーストーリーでは、悟空がピッコロと「Z」の文字が描かれた玉を集めながら空を飛ぶシーンや、魚釣り、雑魚キャラと戦うシーンを見ることができる。フィールド上では気を探ることも可能。しっぽで魚を釣るシーンは、幼少期の悟空を彷彿とさせる。魚釣りのようなフィールドアクティビティは、オープンワールドRPGならではの魅力と言えるだろう。ライバルたちとの熱い戦いだけでなく、『ドラゴンボール』の世界を自由に旅をするというコンセプトは、こういう部分で生かされているようだ。

(画像はYouTube「PS4、XboxOne、STEAM 『DRAGON BALL Z: KAKAROT』Story Teaser」より)
(画像はYouTube「PS4、XboxOne、STEAM 『DRAGON BALL Z: KAKAROT』Story Teaser」より)

 「バトルティーザー#1」では、悟空とラディッツとの戦いが収録されている。舞空術で空を飛び、敵の攻撃をショートダッシュで回避しながら懐に飛び込み攻撃を行う姿は、とても格好いい。動画中に一瞬だけ必殺技のリストが映っており、かめはめ波、Scissors Paper Rock: Rockジャン拳グー)、ボディーブロウ、メテオスマッシュの名前が確認できる。トレイラーのクライマックスには、専用のアニメーションが用意されたかめはめ波が披露される。

 上記の動画には、バンダイナムコエンターテイメントアメリカのTwitterアカウントで公開された#1~#3のバトルティーザーの#1と#2の部分が収録されている。未収録なのは、ラディッツとの決着が付く「バトルティーザー#3」だ。この動画では、「強力な一撃で吹き飛ばされた敵が山をぶち抜きながら飛んでいく」という原作やアニメではおなじみのシーンを見ることができる。

(画像はYouTube「PS4、XboxOne、STEAM 『DRAGON BALL Z: KAKAROT』Story Teaser」より)
(画像はYouTube「PS4、XboxOne、STEAM 『DRAGON BALL Z: KAKAROT』Story Teaser」より)

 『DRAGON BALL Z: KAKAROT』のジャンルは「悟空体験アクションRPG」となっている。『ドラゴンボールZ』で描かれなかった戦士達のストーリーが原作の物語に沿った形で語られる。鳥山明氏のコメントにもあるように、『ドラゴンボールZ』の世界がさらに奥深く語られるだろう。原作を大きく拡張する本作の発売を心待ちにしたい。

ライター/古嶋 誉幸

『ドラゴンボール Z KAKAROT』公式サイト
ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros