9月7日(土)の「LIFE！～人生に捧げるコント～」(夜8:15-8:45、NHK総合)にて、連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月～土朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)と“コラボ”したコントを放送することが発表された。
【写真を見る】“内村のマネージャー”真壁を前にした広瀬は…？
「なつぞら」出演者の広瀬すず、中川大志、山田裕貴、川島明がコントに登場する。
「LIFE！」の座長である内村光良は、「なつぞら」ではヒロイン・なつ(広瀬)の戦死した父親役で、語りを務めている。しかし、劇中では2人の共演シーンはなく、今回のコントで初の“親子共演”が実現することになった。
広瀬と中川は、コント「なつよ、俺が真壁だ」に出演。広瀬と、なつの夫・坂場役の中川が撮影中に、内村演じる、“内村のマネージャー”真壁が現れ、現場の空気をかき乱していくという内容だ。
また山田と川島は、シリーズコント「囲み取材」に参戦し、ゲスニックマガジンの西条記者(田中直樹)から、ゲスい質問攻めをされる。
恒例となっている「LIFE！」と“朝ドラ”のコラボレーションだが、今回「なつぞら」では内村が語りを務め、「LIFE！」メンバーである中川もヒロインの夫として出演中。
ゆかりの深いドラマとのコラボレーションということもあり、和気あいあいと収録を行っていた出演者たちに、コント後に感想を聞いた。
■ 広瀬すず、初の“親子共演”の心境は…？
広瀬は今回、コントに初挑戦し、「コントって難しいんだなって。普通のドラマでは使わない神経を使うんだなと思いました。貴重な経験をさせていただきました」と収録を振り返る。
そんな広瀬に、内村は「最初は戸惑いがありましたよね」と話す。しかし、コント中の姿については「『絶対に笑っちゃいけないんだ！』みたいな覚悟があって、僕としては全然笑ってほしいんだけど、笑うまい笑うまい、としてる姿に女優魂を感じました(笑)」と、風格があったと明かした。
また、「なつぞら」でなつの父親を演じている内村との初の“親子共演”の感想を聞かれた広瀬は「内村さんは、お父さんじゃなかったです(笑)。声の質はお父さんなんだけど、思ってたお父さんとちょっと違うお父さんと出会った感じです」と驚いたという。そんな広瀬に内村も「うん、そうだね、ごめんね(笑)」と困惑させたことを謝った。
今回のコントでは、広瀬も驚くほどの強烈なキャラクター・真壁を演じた内村。中川は、「LIFE！」出演経験も多いことから、「リハとかやってる時に、最初に内村さんのキャラクターを見たすずちゃんのリアクションを見て、僕はちょっとこっち側の気分で勝手に『すず、これが内村さんや』みたいに思ったり(笑)」と得意げな表情に。
「僕も初めて出させてもらったときに、(内村さんに)『うわ～すごい！』って思ったのを覚えているので、そんな感じで見てました」と語った。
■ 「囲み取材」メンバーが囲み取材を受ける
今回、ゲスニックマガジン社の西条記者(田中直樹)が、話題の人物の囲み取材でゲッスい質問をぶつけるコントシリーズ「囲み取材」にて、山田はイケメンシェフの役を、川島は広報の役で登場する。
同コントに出演した「囲み取材」メンバーに、本当の“囲み取材”を行ってみた。
――「なつぞら」キャストとして初出演した川島さんと山田さん。収録の感想をお聞かせください。
山田：めちゃくちゃ出たかったんです。僕は本当にお笑い芸人さんが大大大好きで、お笑いって職業が素敵だと思いますし、大好きなんです。本当はダメなんですけど、ドラマや映画よりバラエティー番組をよく見てるんです。それくらい好きで、すごい方々を共演させてもらって、緊張しました。大げさにボケてやってみたら、“抑えて”っていわれて…本当にお笑いって難しいなって思いました。またリベンジさせてもらいたいです。
川島：僕は芸人として「LIFE！」に出たかったので、まさかこんな形で…裏口入学のような気持ちです(笑)。でもありがたかったですね。ゲスにも会えて「本物や！」と思いながらやってました。ドラマとは違った緊張感がありましたけど、楽しかったです。
――中川さんからお2人にアドバイスはされましたか？
中川：いやいや、アドバイスなんてとんでもないです。さっき記者の方が「『なつぞら』からいらっしゃったお二人(川島＆山田)に質問が…」って言ってて、完全に僕はもうこっち(LIFE！)側なのかと…認められたのかなって(笑)。
中川：一応僕も「なつぞら」からです！ でも、不思議な感じでしたね。川島さんとはついさっきまで「なつぞら」を撮ってて、あっちの現場で「『LIFE！』間に合わないぞ！」ってバタバタしてたんですけど。こうやって別のキャラクターで共演できるとは思いませんでした。不思議な気持ちで、ドキドキしました。
川島：今ふと思ったんですけど、山田くんと僕は「なつぞら」では共演してないんですよね。ここで会うとは…。
山田：そうなんですよ。「キングダムハーツ」やられてるんですか？って話しかけました。
川島：そうそう(笑)。一緒の画面に映るのは始めてでした。
塚地：じゃあ貴重や。
――塚地さん田中さんは、コラボコントの感想は？
田中：僕は毎朝楽しみに見ているので、逆に3人がそろっていることに緊張しました。ただ一番年上だし先輩なので、緊張しているのを隠すのが大変で。それくらい、自分自身もすごくうれしかったです。川島とは昔から付き合いは長いんですけど、コントをするのは初めてで、山田くんとももちろん初めてで。でも、初めてな感じじゃないのが印象深かったです。楽しかったです。
塚地：僕は、今現在の毎日の楽しみが、「なつぞら」と「ウォーキング・デッド」のシーズン9なんです。今朝も見ていた中の3人が飛び出してきたから、“たまり”に座ってるのも不思議やし、ちょっと裏話も聞かせていただいたり、台本をめくるのをちょっとみんながやってたり…うれしかったです。今もうずーっとスピッツを歌ってるんですよ！ 貴重ですよね。今ちょうど見ている人たちが出てくるなんて…NHKっていい仕事だなー！ って気持ちになりました(笑)。
――最後に、田中さんは囲まれてみて、今どんなお気持ちですか？
田中：囲む側のほうがいいですね。緊張しちゃいます(笑)。（ザテレビジョン）
コメント