レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルについて語った。イギリス紙『ガーディアン』が16日に伝えている。

 ベイルジダン監督との関係が悪化し、今夏でレアル・マドリードを退団すると噂されていた。中国クラブへの移籍が濃厚と見られていたが、クラブ間交渉は破談に終わっていた。

 しかし今回の報道によると、ベイルジダン監督からの信頼を取り戻した模様。同選手は、16日に行われるリーガ・エスパニョーラ開幕節のセルタ戦に向けた招集メンバーにも選出された。ジダン監督はベイルについて以下のようにコメントした。

ベイルは退団しようとしているようにも見えたが、今日も我々と一緒にいる。エネルギーが変化するように、物事も変化する。今からは、他の選手と同じ様に彼も頼りにしていく」

「私はここにいる全ての選手に頼ることになるだろう。彼は重要な選手だ。全ての選手がプレーヤーを選ぶという私の仕事を難しくしてくれることを願っている」

ジダン監督(右)はベイル(左)への信頼を強調 [写真]=Getty Images