難病の人や内部障害、精神障害などにより、支援を必要としていることが外見からは分からない人がつけている『ヘルプマーク』。

公共の場などでマークに関する貼り紙を目にしたり、実際に所持している人を見かけたりしたことのある人もいるでしょう。

ヘルプマークにまつわるエピソードが、ネット上で話題になっています。

ヘルプマークに対する親せきの反応

一連の出来事をTwitterに投稿したのは、かねやん(@kinpiranshiki)さん。

ヘルプマークをつけて墓参りに行った投稿者さんは、親せきのおばさんからにらまれたといいます。

にらんでいたことについて、理由を尋ねると…。おばさんからは、こんな言葉が返ってきました。

「障がいがあるって、こんなところでも見せたいの?」

※写真はイメージ

ヘルプマークをつけていたことについて、「見せたいのではなく、知っていてほしいだけ」と訴えた投稿者さん。

ツイートに対し、ネット上ではさまざまな反応が上がっています。

・障がいは恥ずかしいものではないし、隠す必要もない。

・なんてひどい。「自分がもし逆の立場だったら」と想像したら分かりそうなものなのにね。

・こういった差別や偏見をなくすためにも、ヘルプマークへの正しい認識が広まってほしい。

ヘルプマークの裏面には、自分の症状に関する対処法や非常事態が起きた時の連絡先など、必要な情報が書かれていることもあります。

ヘルプマークには、支援や理解を求める目印としての意味だけでなく、何か起きた時に周囲がどう対処すべきかを知らせる、重要な情報源としての役割もあるのです。

少しずつ存在を周知されてはいるものの、ヘルプマークについて偏った認識を持つ人は少なくありません。

ひとりでも多くの人がヘルプマークに関する正しい知識を持って、理解する必要があります。


[文・構成/grape編集部]

出典
@kinpiranshiki