オーストラリアのキャンベラ大学の図書館で「強烈なガス臭」が報告され、ガス漏れの疑いにより数百人の学生が建物から避難した。1時間の調査を経て明らかになった原因は、2階の通気口近くのゴミ箱内に捨てられていたある食べものだった。

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 海外メディアSkyNewsが伝えるところによると、ガス漏れ騒ぎの原因となったのはドリアンだ。ドリアンは「果物の王様」とも呼ばれる一方、その香りは非常に強烈。フードジャーナリストのリチャード・スターリンはその香りを指して「テレピン油と玉ねぎにジムの靴下を添えた」と表現しており、一部の宿泊施設や公共交通機関ではドリアンの持ち込みを禁じている。

 その後、同図書館フェイスブックページで「開館しています! 建物内のしぶといガスのような臭いは全くもって安全です。誰かがゴミ箱にドリアンを捨てたのです! こっそりとね!」とコメントしている。またその後、同図書館ではプロフィール写真をドリアン禁止のサインに変更した。

※海外メディア「SkyNews」のスクリーンショット