2012年にSNSに登場して以来、不機嫌な顔を持つネコとして一躍有名になった「グランピー・キャット(Grumpy Cat)」。残念ながら今年5月に亡くなってしまったが、気難しい顔では決して負けない「グランピー・ドッグ」がSNSを騒がせているようだ。それも日本が誇る柴犬とあって、‟グランピー”なりにも親近感が沸くから不思議である。

米ネブラスカ州オマハ近郊ベンソンに住む「グランピー・ドッグ」のチェスター(Chester)は、12歳のオスで人間でいうと約65歳になる。飼い主カービー・コーフマンさん(Kirby Kaufman、29)が2017年7月6日オマハのアニマルシェルター「Nebraska Humane Society」から自宅に迎え入れた老犬で、今年の9月1日に13歳になる。

カービーさんによると、チェスターを見た人は決まって「なんでいつもそんなに怒ってるの?」と質問するそうで、「キツネみたいね」とか「悪魔の犬」とまで呼ぶ人もいるそうだ。

「不機嫌だけど、憎めない」―そんなチェスターに惚れ込むカービーさんは約4か月前、チェスターのInstagramのアカウントを開設したのだが、これがチェスター人気に火をつけた。

カービーさんは『Bored Panda』に、チェスターについて次のように語っている。

「チェスターは確かに不機嫌そうに見えるよね。でも見た目だけじゃなく、まさに‟グランピー”を絵に描いたような犬で、根っから不機嫌なんだ。私たちが心の中に持っている怒りを具現化したのがチェスターだよ。」

「それでも構ってもらいたくて、チェスターは人の後ろを追いかけまわすんだ。小さなオバケみたいにね。とっても可愛いよ。撫でてもらうのも好きだけど、気が向いた時だけかな。でも他の犬とはあまり仲良くできないみたいだ。」

「チェスターが一番嫌がるのは、家具の配置を変えたり、いつもと生活のペースが変わる時だね。あまり吠えることはないけど、気に入らないことがある時には行動に現れるからすぐにわかるよ。」

カービーさんの話を聞く限り、不機嫌そうな犬ではなく不機嫌な犬そのもののチェスターであるが、ファンは確実に急増中である。Instagramでは、チェスターの怒った顔はもちろんのこと、大好物のピザやチキンナゲットを美味しそうに食べる姿も見ることができる。

画像は『Grumpy Sheeb 2019年5月1日付Instagram「#shiba #shibainu #shibadaily #shibamania #shibagram #shibastagram #shibasofinstagram #dogsofinstagram」、2019年5月31日付Instagram「#shiba #shibainu #shibadaily #shibamania #shibagram #shibastagram #shibasofinstagram #dogsofinstagram」、2019年4月3日付Instagram「#shiba #shibainu #shibadaily #shibamania #shibagram #shibastagram #shibasofinstagram #dogsofinstagram」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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