プリメイラ・リーガ第2節が17日に行われ、FW中島翔哉が所属するポルトはホームでヴィトーリアと対戦した。中島はリーグ戦2試合連続でベンチスタートとなった。

 開幕戦はアウェイで昇格組ジルヴィセンテにまさかの敗戦を喫したポルト。負けられないホーム開幕戦は開始11分、ゼ・ルイスがペナルティエリア手前から豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺して先制に成功した。さらにゼ・ルイスは20分にもFKのセカンドボールを頭で押し込んで追加点を挙げた。

 2点リードで折り返しポルトは63分、右CKからゼ・ルイスが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、ハットトリックを達成。直後の64分には、ルイス・ディアスがムサ・マレガの折返しに合わせてリードを4点に広げた。

 67分、ロマーリオ・バロに代わって中島がピッチに送り出される。移籍後リーグ初出場となった中島は直後の69分、敵陣中央でパスを受けると、細かいステップで1人かわして右足を振り抜くが、シュートはわずかに枠の右に外れる。それでも新背番号10が出場直後のプレーで観客を沸かせた。

 試合はこのまま終了し、ポルトが快勝で今シーズンのリーグ戦初白星を挙げた。
 
 次節、ポルトは24日にアウェイで昨シーズン王者のベンフィカと、ヴィトーリアは23日にホームでモレイレンセと対戦する。

【スコア】
ポルト 4-0 ヴィトーリ

【得点者】
1-0 11分 ゼ・ルイス(ポルト
2-0 20分 ゼ・ルイス(ポルト
3-0 63分 ゼ・ルイス(ポルト
4-0 64分 ルイス・ディアスポルト

ポルトに所属する中島翔哉 [写真]=Getty Images