あおり運転社会問題化する中、このようなドライバーをいち早く察知すべくこちらがわから身を守ろうということで、そのようなドライバーのナンバーを共有するサイトが話題となっております。これはあおり運転など危険運転をするナンバーを第三者が通報し、それを共有するというものです。

問題のサイト

話題となっているサイトは、(あおり運転、信号無視、当て逃げ、迷惑駐車・無断駐車)など悪質なドライバーのナンバープレートを共有するサイトです。 第三者が投稿し、その番号に対するリスクを回避するというものです。

平たく言えば、破産者マップのあおり運転版のようなもの。(MAP機能はないが)

サイトは複数あり、片方の「numberdata」のほうは人気となりサイトに接続できない問題が起きております。

しかし、他人のナンバープレートを勝手にネットに晒すという行為はプライバシー侵害などの問題はないのか。または全く関係のない人がこのサイトに登録されやしないか、などの疑問の声も上がっております。

個人情報上問題はないのか→ある。

ということで、この問題に対して弁護士である「髙橋裕樹」さんがコメントしております。結論から先にいいますと「ある」とのことです。

具体的には、名誉棄損罪、偽計業務妨害罪 といった犯罪、肖像権侵害、プライバシー権侵害 等による損害賠償等のリスクがあるということです。

たとえば、全然関係のない人のナンバープレートを腹いせや、興味本位で投稿した結果、そのドライバーが誹謗中傷などの社会的な制裁を受けた場合、訴えられる恐れもありそうです。

つまり、閲覧・投稿する際には目的次第では十分刑事訴追の恐れがありそうなので、十分注意をしたほうが良さそうです。

破産者を共有する破産者MAPも問題となりましたが

私刑の問題は今後加速度的に増えていくことでしょう。

https://ja.numberdata.com/



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あおり運転版「破産者MAP」が人気に!ナンバープレート共有で名誉毀損の可能性は?