台風10号が持ち込んだ暖気に、太平洋高気圧が強まった影響で、東日本を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日のところが多くなり、気象庁は「命の危険も高まるので水分や塩分の補給をこまめにし、外出時はもちろん室内でも十分注意してほしい」と呼びかけています。
台風一過」という言葉で表現されるさわやかな天気は、台風通過後に寒気がおりてくる秋の台風がもたらす天気です。
しかし、週明けの19日(月)以降は、天気が変わり、各地とも雨の日が多くなり、猛暑日が出現しなくなります。北日本以外でも最高気温が30℃に達しない日もでてきます。
そろそろ秋雨前線が出現し、秋の気配となります。

気象予報士・饒村 曜)

図 各地の10日間予報(数値は最高気温)