「体調はやっとよくなりました。犯人には早く捕まってほしいです」

 茨城県守谷市の常磐自動車道で起きた「あおり運転暴行」事件で、8月18日(日)の午前、被害男性(24)が「週刊文春デジタル」の記者にこう心境を吐露した、その約1時間後、事態は急展開を迎えた。


 同日午前11時前、全国指名手配されていた宮崎文夫容疑者(43)が、大阪市東住吉区の自宅マンションから出てきたところを警察官に逮捕されたのだ。

「宮崎は帽子にサングラスマスク姿。最初2、3人だった警察官が続々と集まってきて、最終的には何人もの警察官に取り囲まれ、もみくちゃにされながら、『これから自分は出頭するんだ』『さわんな』などと、宮崎は30分以上にわたって大声で叫び、暴れていた。

 そばには宮崎の知人らしき女性の姿もあった。小柄な女性で、マスクに帽子姿。宮崎は『○○!』と、しきりに女性の苗字を大きな声で呼び、『手を繋いで~!』と声を上げていた。女性も『そんなことしないで!』と警察官に食ってかかっていた」(近隣住民)

 この女性は、A子さん(50代)だ。被害男性に確認したところ、「(ガラケーで犯行の模様を撮影していた女性と)限りなく近いと思います」という。

 A子さんの知人が話す。

「彼女の周りではトラブルが絶えなかった」

「彼女は宮崎の右腕で、仕事を手伝いながら私生活もずっと一緒だった。宮崎より随分年上で、独身だと聞いている。関東出身で、見た目は若作りでお洒落だが、気性は荒く、クレーマー体質。昔から彼女の周りではトラブルが絶えなかった」

 捜査を進める茨城県警は、宮崎容疑者をかくまった疑いなどで、A子さんについても逮捕状をとる方針だ。

 宮崎容疑者の身柄はいったん大阪の東住吉署に移されたが、同日14時40分、県警の車両に乗せられ、茨城県取手署へと移送されている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春

確保される宮崎容疑者 ©文藝春秋