2019年10月に消費税率が8%から10%に引き上げられることを踏まえ、中部空港の旅客サービス施設使用料と旅客保安サービス料が改定されます。供用開始予定の第2ターミナルにも、新料金が適用されます。

第2ターミナル国内線は供用開始から同額

中部国際空港は2019年8月9日(金)、消費税率の引き上げに伴い、10月1日(火)に旅客施設使用料と国際線旅客保安サービス料を改定すると発表しました。

消費税率が8%から10%に引き上げられることを踏まえ増税分を反映するほか、9月20日(金)から供用開始予定の第2ターミナルも国内線旅客施設使用料を設定します。

国際線を使う場合、旅客施設使用料と旅客保安サービス料は、現行から10円~50円の値上げです。例えば第1ターミナルから国際線で出発する場合の大人1人の旅客施設使用料は、2620円(現行2570円)となります。

国内線を使う場合、使用ターミナルにより異なります。第1ターミナルの旅客施設使用料はアップし、大人は440円(現行310円)、子ども(航空券に準ずる)は220円(現行150円)です。第2ターミナルは9月20日の供用開始から大人380円、子ども190円で、10月1日以降も同額です。

料金は、航空券購入の際に航空運賃と合算。10月1日以降(第2ターミナル国内線9月20日)以降に発券した利用者から、新料金が適用されます。

中部国際空港の第2ターミナルの俯瞰イメージ(画像:中部国際空港)。