プレミアリーグ第2節、チェルシーvsレスター・シティが18日に行われ、1-1

開幕節でマンチェスター・ユナイテッドに大敗したチェルシーは、この4日前に行われたリバプールとのUEFAスーパーカップでもPK戦の末に敗れ、新シーズンの開幕を連敗でスタートした。だが今節はホーム開幕戦、是が非でも勝利が欲しいこの一戦に向けて、リバプール戦からスタメンを一人変更。コバチッチに代えてマウントを起用した。

今夏に就任したランパード監督のスタンフォードブリッジ凱旋試合。開始50秒に最初のシュートが生まれる。右のアスピリクエタからのクロスをジルーが胸で落としたところをペドロがボックス右からシュート。強烈なボレーシュートは外のサイドネットを叩いた。その直後にはマウントがチャンスを迎えるが、シュートはGKシュマイケルに防がれた。

立ち上がりから猛攻を続けるチェルシーは7分、相手が最終ラインから繋ごうとしたところをマウントが猛スピードで奪いに行き、ボックス手前でエンディディから奪取。そのままシュートを決めて先制点を奪った。

レスターが落ち着く前に押し切ることに成功したチェルシーはその後も主導権を握り続ける。26分には左から入ったグラウンダーのクロスをジルーがヒールで流すと、2列目から飛び出してきたカンテがシュート。決定機だったがDFのブロックに遭った。

ここまで順調だったチェルシーだが、30分にGKとDFの連係ミスからあわや失点という場面に。このあたりから試合はオープンな展開となり、互いに高いインテンシティでもって中盤の潰しあいが続く。

後半も同様の展開に。その中で先にチャンスを迎えたのはレスター。味方のパスからマディソンがボックス左を侵攻。深い位置から折り返したが、味方に合う前にクリアされた。

リードしている状況ではあるが、後半は押され気味のチェルシーは62分にジルーを下げてエイブラハムを投入。しかし67分、レスターのCKの場面でエンディディに打点の高いヘディングシュートを決められ同点とされてしまった。

これを受けてランパード監督はウィリアンとコバチッチの2枚替え。しかし流れは完全にレスター。77分にはカンテからボールを奪い一気にヴァーディがチャンスに。ボックス左からシュート性のクロスを送るが、味方には合わなかった。

後半のポゼッションは全くの五分五分。それだけ互いにチャンスを生み出しゴールに迫っていく。チェルシーは左ウイングに入ったウィリアンがドリブルからシュートに持ち込むが枠に飛ばせず。レスターはマディソンが何度もキーパスを送り続けるが、追加点を奪うことができない。

結局、試合はこのまま終了。90分間ノーガードの戦いは1-1の引き分けに終わった。

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