テリー伊藤

18日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、テリー伊藤が10日常磐自動車道で煽り運転を行ったうえ、運転者を暴行し逮捕された宮崎文夫容疑者について薬物使用の可能性を指摘した。

■細野弁護士は「懲役2、3年」と指摘

番組ではドライブレコーダーを放送し、被害者のAさんからも聞き取りを実施。さらに宮崎容疑者の乗る車が代車で20日以上も返さず乗り回していたことなどが紹介される。同容疑者が住むマンションの近隣住民によると、度々揉め事を起こしていたトラブルメーカーだったのだという。

スタジオの出演者もありえない行動に表情を曇らせるなか、細野敦弁護士は宮崎容疑者の行動について、「懲役2、3年」になる見通しと説明。そのうえで、煽り運転を厳罰化するべきであると話す。

そして杉村太蔵は「ドライブレコーダー標準搭載を法制化するべき」と主張。デーブ・スペクターも現行法の不備を指摘。山本里菜アナは「彼氏の赤いベンツにはドライブレコーダーがついていないから怖い」と話した。

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■テリーは「容疑者の薬物使用」疑う

テリー伊藤は容疑者が特定されたことについて、「被害者の車に手を当てていますよね。指紋を警察が調べていた。てことは場合によっては犯罪歴がある」と指摘する。さらに「これはわからない」としたうえで、

「なぜ出てこないかっていうと、もしかするとね、薬をやっているんじゃないか。薬をやってるんで、薬抜きのために逃亡しているのではないか。薬が抜けた段階で自首すると、薬の罪がなくなる可能性もある。

これはわかりませんが、そういうこともしたたかに考えているのでは」

と宮崎容疑者の薬物使用疑惑と前科について言及した。この件については一部週刊誌が「10年前に女性監禁の罪で逮捕されたことがある」と報じたが、詳しいことはわかっていない。

放送終了後からまもなく、宮崎容疑者は大阪府内で逮捕された。今後、煽り運転の余罪やテリーのいう薬物使用疑惑などについて捜査が進められるものと思われる。

■視聴者も納得

発言が炎上することも多いテリーだが、今回のコメントについては納得した人が多かった。

なお18日現在、テリーが疑義を呈した薬物使用についての事実は報告されていない。

■個々で対策するしかないのが現状

煽り運転」は社会問題となっており、重大事故も多く発生しているが、有効な対策が採られることなく、現在も同様の被害が相次いでいる状況だ。

しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,328名に実施した調査では、3割が「煽られたことがある」と回答。この割合は少ないとはいい難い。

残念なことではあるが、世の中には今回逮捕された宮崎容疑者のような煽り運転を行う運転者が潜んでいる。しかしそれを抑止する法整備は進んでいないと言わざるを得ないのが現状だ。

ドライブレコーダーでの録画や、窓を開けず直ちに通報するなど、ドライバー1人1人が防衛策を講じ、自分の身を守って欲しい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の男女1,328名(有効回答数)

テリー伊藤、「あおり男」の薬物使用疑惑と前科を指摘 視聴者も納得