マツコ・デラックス

17日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)では、西麻布のド派手好きが集まる高級焼肉屋「牛牛」と中継。マツコ・デラックスが、ギラギラなバブリー生活を楽しむ人たちを深堀り。

■元キャバ嬢が注文した金箔肉に衝撃

キンキラキンの金の間の個室には、元NO1キャバ嬢と現役キャバ嬢が二人で焼肉を楽しむ。それを見たマツコが思わず、「すごーい」の声。羨ましいというより、物珍しいものを見た反応をするマツコ

店長が、金の盃に入った松阪牛のシャトーブリアンを配膳してくると、

「これ、シャトーブリアンより盃のほうが気になるわね」

現段階でがっつりインスタ映えだが、店長がサービスの金粉を振りかけていく。その様子を見つめるマツコは終始ドン引き顔。シャトーブリアンの肉が金粉に埋まる。

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■気になる値段は…

おもわずマツコが、

「ちょっと、これいくらすんの。」

やはり気になるのは値段。店長が「お肉の値段は2万円。金粉はサービスです」というが、金粉がもはやサービスではすまない量にしか見えないマツコ

「これ、いつもより多いでしょう。若干じゃないって、これ金箔だけで結構な値段になってるわよ」

マツコが喝破すると、「張り切りすぎました」と笑う店長。普段の金粉量を写真で確認すると、どう見てもいつもの10倍ぐらいはあった。なんとなく、どんぶり勘定というか、雑というか、こういうノリでやっている接客もあわせてバブリーと呼ぶべきなのか。

■金箔肉の実食を見てマツコ「やらなきゃいいのに」

マツコは、金箔を焼くとどう変化してしまうのかに興味津々。

「金箔って焼くとどうなるの。溶けないの。溶けたときの恐怖を感じるわよね…」

そして、肉が焼ける。滴る肉汁に金が張り付いているように見える。マツコがキャバ嬢たちに聞く。

「ねえ、どんな味なの。食感の邪魔にならないの…、じゃなくて、えっと影響してるとかある?」

肉を頬張った元NO1キャバ嬢から、「金粉の味はしない」「影響はない」と返答があると、

「影響はない、影響はない。見た目だけ。じゃあ、やんなきゃいいのに。…そういうことじゃないの」

インスタ映えと聞けば眠くなるマツコ。一貫して、こうしたものに対して冷笑的な態度を崩さないようだ。

■女性にドタキャンされたおじさんに突撃

隣の部屋はおじさん二人。かわいい彼女とご飯を食べる予定がドタキャンされたので、親友のバブリーなおじさんに急遽来てもらったという。

「そうよね、この店に男二人で来ないわよね」

その経緯を聞いて、納得するマツコ。二人は建設関係の経営者と役員。

「いますごいでしょ。あなたの服はペラフィネのドクロがギラギラで、腕時計だってバブってますもの」

経営者のおじさんが、「時計はオーデマピゲで1000万円ぐらいで、カバンはバーキンのヒマラヤで1000万円ぐらい」と、しれっと答える。マツコがさらに深堀り。

「ご結婚は?」

気になる配偶者の有無。これに経営者のおじさんが「してないです。優しい人ならいいんですけどね」とサラッと答えれば、

「優しくするわよ誰でも」

マツコのズバリに隣の部屋のキャバ嬢も爆笑。そのまま、マツコの提案でキャバ嬢の二人と建設関係おじさんが合コン状態へ。

■バブリーな世界観に視聴者が嫌悪感

冒頭でマツコが「西麻布、ド派手、焼肉。民度が低そう」と言い表したが、視聴者も共感する人は多い。

その人が稼いだ金をどういう使い方をするのも自由。こういう使い方もありなのだろう。真似をしたいとは思えないが…、これも多様性のひとつなのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・モトタキ

マツコ、バブリーな焼肉の金箔演出に苦言 「食感の邪魔にならない?」