ソニー・ミュージックアーティスツ声優が出演するアコースティックライブイベントmaruxenon live(マルゼノンライブ)」と「BATON=RELAY」がコラボしたライブイベント「BATON=RELAY presents maruxenon live」が、8月14日(水)にヤマハ銀座スタジオで開催された。「BATON=RELAY」は「新世代の声優ヒロイン」をテーマにしたスマホ向けゲームで、2020年の配信を予定している。今回の公演にはその全メインキャストが出演。16人全員で本作の楽曲を歌うのは、今回のイベントが初となった。

ライブイベント「BATON=RELAY presents maruxenon live」より

昼の部と夜の部の2公演で行われた今回のイベント。「maruxenon live」は、ボイストレーナー・多田三洋氏が主催するアコースティックライブイベントで、これまでに31回開催されている。いつもは生演奏と生歌を披露するイベントだが、今回はコラボということで「BATON=RELAY」の全メインキャストが出演。多田氏のピアノを伴奏に、それぞれがセレクトしたカバー曲を歌うという構成だった。

イベントではまず、MCとして声優の井澤美香子さんが登場。キャスト全員を呼び込み、一人ずつ簡単な自己紹介をすると、さっそくライブスタート。昼公演は、白花恋香さんの「カントリー・ロード」(本名陽子カバー)から始まり、マイクバトンのようにつなぎながら、それぞれが思い入れのある楽曲を歌っていく。この日はキャラクターとして歌うのではなく、自分の声で歌うライブ

ただ、経験値は様々だったようで、「maruxenon live」を始めとしたライブへの出演経験がある人もいれば、このステージがまったくの初めてという人もいた。それだけに、自分の世界をしっかり持ってパフォーマンスする人、逆に緊張を隠しきれなかった人もいたが、それも「新人声優が成長していく」という「BATON=RELAY」の物語につながるし、その成長を見守り、応援することができるのも大きな魅力のひとつだと感じた。

そして、その成長は、夜の部ですぐに感じられた。夜の部は、昼とは逆の順番で春咲 暖さんの「ボタン」(PENGUIN RESEARCHカバー)からバトンをつないでいったのだが、夜の部までの数時間で、しっかりと切り替え、昼公演の経験を活かし、リラックスした表情でライブをしているキャストが多かった。それに、昼と夜で違う系統の曲を選んでいたのも印象的で、たとえば昼にかわいい歌を歌っていたら、夜はしっとりとしたバラードを選曲していたり、自分の声の様々な魅力を、ちゃんとお客さんに届けようとしていたのも良かった。

昼が初めてのステージだった人は、夜では笑顔が多く見られたし、昼とは全然ベクトルが違うカッコいいパフォーマンスを見せたり、MCで軽快な面白トークを挟むキャストもいた。また、歌詞が飛んでしまうなど、いろいろなハプニングも起こったのだが、そのときにどんな対処の仕方をするのかというのも、それぞれの個性を知る上では面白く、いろいろな面で楽しむことができた。それに何より、16人のそれぞれの声を知ることができたのは大きかったと思う。

そして、16人それぞれステージの後は、全員がBATON=RELAYの衣装に着替えて、BATON=RELAYの始まりの曲「Start me up」を初歌唱! 16人が振りを揃えてユニゾンで歌った歌声は力強く、これから始まるんだ!という期待と希望を持たせてくれた。

インフォメーションでは、MCを務めた井澤美香子が、16人を支えるマネージャー・五十里寧子(いかり ねいこ)の声を担当することが発表され、ファンを喜ばせていた。そして最後の挨拶では、出演者が、「BATON=RELAY」とこの日のライブに対する思いを伝えていく。今後はキャラクターとして歌を歌う機会も増えてくると思うが、演技に歌に頑張っていきたいという決意のコメントも多かった。

そして最後はセンターポジションに立っていた白花が「センターとしてはまだまだ頼りない私ですけど、頼りがいのある先輩やメンバー、優しい大好きな人たちに囲まれて私は幸せ者です。BATON=RELAYはまだまだ始まったばかりなので、これから私たち16人とキャラクター16人が一緒に歩んでいけると嬉しいなと思います」とメッセージを送り、BATON=RELAY初のライブイベントは幕を下ろした。

次のステージは、アニサマ2019外ステージSACRA MUSIC SHOWCASE@アニサマ2019」@アニサマSTORY ステージ8月31日(土)10:00~10:45の中の15分程度のステージになるのだが、出演キャストも発表された。桜美聡(CV:白花恋香)、日向葉澄(CV:矢野妃菜喜)、神宮凜々花(CV:星希成奏)、瀬戸ひなの(CV:春咲暖)、高橋京子(CV:ペイトン尚未)、広瀬晶(CV:水野朔)の6人で、どんなステージを見せてくれるのか。新曲も披露されるそうなので、ぜひ楽しみにしていてほしい。(WebNewtype

ライブイベント「BATON=RELAY presents maruxenon live」より