パリ・サンジェルマン(PSG)は18日、リーグ・アン第2節でスタッド・レンヌと対戦し、1-2で敗戦した。

前節、ニームとの開幕戦を3-0で快勝したPSGリーグ3連覇に向けて上々の滑り出しを見せた。連勝を目指す今節は今月初めにトロフェ・デ・シャンピオンで勝利したレンヌとの再戦となった。

3トップにムバッペカバーニディ・マリアを配置するなどネイマールを除く主力を起用して臨んだPSGは、開始14分にディ・マリアのFKからカバーニが左ポスト直撃のヘディングシュートを放つなど試合の主導権を握る。

すると、36分には高い位置でムバッペカバーニが相手ビルドアップに牽制をかけると、DFダ・シルバからGKへの横パスがずれたところをゴール右に走り込んだカバーニが無人のゴールへ流し込み、幸先良く先制に成功した。

これで一気にアウェイチームのペースかに思われたが、前半終了間際の44分にはハマリ・トラオレの右サイドからのクロスをボックス内のニアンに収められると、対面のマルキーニョスの寄せが遅れてそのまま反転シュートを決められて1-1のスコアで試合を折り返すことに。

さらに、後半立ち上がりの48分にはカマヴィンガが右サイドでアーリー気味に入れた浮き球のクロスに対してDFの反応が遅れてデル・カスティージョに頭で合わせられ、一気に逆転を許してしまった。

その後、サラビア、ダグバ、パレデスと次々に交代カードを切って反撃に出るPSGだが、効果的にチャンスを作り出すことができず、頼みの綱のムバッペカバーニも完全に沈黙。逆に、相手のカウンターやセットプレーからあわや3失点目というピンチを招くなど、思い通りにいかない状況が続く。

そして、試合はこのまま1-2でタイムアップ。レンヌにトロフェ・デ・シャンピオンのリベンジを許した2連覇中の王者PSGは開幕2戦目にして早くも今季初黒星を喫することになった。

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