みかん12963734/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

子供の頃には気付かなかったが、大人になって分かったということもあるのではないだろうか。女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』では、「もしかしてうちは貧乏?」と題したトピックに注目が集まっている。

■貧乏だったかも…エピソード

クリスマスイブに枕元に靴下を置いて寝るけど、毎年みかんが1つ入れられているだけ」と、子供の頃を振り返る投稿者の女性。大人になった今、自分の家は貧乏だったのではないかと思うのだという。

具の入っていないもんじゃ、すいとんがメインだった夕ご飯。台風の翌日、海に行き、浜に打ちあがって死んでいる魚を食べていたこと。貧乏だったのではないかと思うエピソードが次々と浮かんでくるそうだ。

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■投稿には共感の声が続出

今回の投稿を受け、投稿者に共感する声が続出。掲示板には、「貧乏だったかもしれないエピソード」が書き込まれている。

「ずっと唐揚げだと思ってたのが、お麩で作ったやつだった。初めて本物の唐揚げを食べたとき驚いた」

「高校受験のとき、『私立はお金がかかるから県立でお願いね』と言われてた」

「10年前くらいまでクーラーがなかったです、車は生まれたときから今の今までずっとありません」

■「幸せだけど貧乏」「不幸だけどお金持ち」

しらべぇ編集部では、全国20~60代の1348名を対象に、人生のどちらか1つしか選べないとしたら「幸せだけど貧乏」と「不幸だけどお金持ち」のどちらを選ぶかの調査を実施。

すると、「幸せだけど貧乏」と答えた人が66.4%、「不幸だけど金持ち」の人が33.6%という結果になっている。

大人になり、自分の育った家庭が貧乏だったのではないかと思い始めた投稿者の女性。子供の頃にそれを感じなかったのは、幸せだったからこそではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・音無 まりも

枕元の靴下に入っていた「みかん」 大人になってその意味が分かった