日本テレビ系日曜ドラマ『あなたの番です』の「第2章・反撃編」は衝撃的な展開を見せ、毎回が佳境の連続だ。8月11日放送の第16話で理科系女子大生・黒島沙和(西野七瀬)の同級生・内山達生がストーカーであることが。他の殺人事件にも関係していることを疑った主人公・手塚翔太(田中圭)と翔太の推理バディで黒島の彼氏でもある二階堂忍(横浜流星)、そして刑事・水城洋司(皆川猿時)が内山の自宅アパートを突き止めてドアを開けたところ、彼は自ら仕込んだ装置によりダーツの矢が胸に刺さって「ブッルでーーーす!」と嬉しそうに発しながら絶命する。18日放送の第17話では、その内山がノートパソコンに残した動画メッセージで彼が関わったという事件の数々が語られた。

内山達生が動画で明かしたのは、マンション・キウンクエ蔵前の502号室で起きた赤池美里(峯村リエ)と赤池吾朗(徳井優)夫妻の殺害で、それによって内山はマンション住民による「交換殺人ゲーム」を知ったという。

彼はそれに乗じて102号室の児嶋佳世(片岡礼子)201号室の浮田啓輔(田中要次)、田宮淳一郎(生瀬勝久)の元部下で銀行員の甲野貴文(鈴木勝大)、そして翔太の妻・手塚菜奈(原田知世)、さらに刑事・神谷将人(浅香航大)を殺したことを話し、黒島沙和を駅のホームから突き落としたことも認めた。

PCの中の内山は両手で輪ゴムを引っ張って切りながら、不敵な笑顔で殺害に至った経緯を嬉しそうに語る。翔太などは逆上して、罠が掛けられている可能性があるにもかかわらず掴みかかろうとしたほどだ。

そんな内山達生を熱演したのが、俳優の大内田悠平である。彼がオフィシャルブログで18日に「真相は」のタイトルで「あな番17話、ご覧いただきありがとうございました! 物語もいよいよクライマックスか…」「内山の抱えてるもの…真相や、いかに…ブッルでーーーーーーす」と投稿したところ反響があった。

視聴者から「不気味で見ていてハラハラしましたが、一気にファンになりました」、「冒頭15分弱の演技、素晴らしかったです。頑張って下さい」、「あの動画…素晴らしかったです…あまりに素晴らし過ぎて…何も考えられなくなりました… でも、狂気の動画の中にもあった…一瞬、真っ直ぐに前を見据えていた内山の、素の表情のような…澄んだ目…? これからも、まだまだ出演シーンがありそうですね」といったコメントが寄せられている。

8月2日が27回目の誕生日だった大内田悠平。18日のもう1つの投稿で『あな番』の撮影現場でスタッフから贈られた台本ケースを披露、「名前入り! すげぇ嬉しい」「これから一緒に戦っていこう、大切にする」とやる気を見せていた。

「これからも」という投稿からも、これで大内田悠平の出演シーンが終わりということではなさそうだ。回想シーンなどで内山達生がまだまだ登場してくれるかもしれない。

ちなみに大内田悠平は映画化もされたドラマ『私立バカレア高校』(2012年)にレギュラー出演すると、ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014年)や同年に映画『るろうに剣心』シリーズ、さらに映画『ビリギャル』(2015年)など数々の作品に出演している。

最近では映画『キングダム』で敦役を務め、NHK大河ドラマ『いだてん』では阿部サダヲ演じる田畑政治が浜松中学校在学時に結成した浜名湾游泳協会の水泳選手・小野田役を務めた。

そのためブログには「『あなたの番です』で凄い演技力なのを知ったので、これからどんな役柄でテレビに出るのか楽しみにしてます!! カメレオン俳優さん頑張ってください!!!」という声も寄せられており、まずは『あな番』の内山達生に最後まで注目したい。

画像は『大内田悠平 2019年8月18日付オフィシャルブログ「誕生日プレゼント」「真相は」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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