gamescom 2019のオープニングライブにて、宇宙開発シムKerbal Space Program 2』発表された。プラットフォームはPlayStation 4Xbox One、PC。2020年に発売予定となっている。

 パブリッシャーは前作に引き続き「Take-Two Interactive」のインディゲームレーベル「Private Division」が担当。一方で開発は前作のスタジオ「Squad」に変わって「Star Theory」が担当する。記事執筆時点でデベロッパーの公式サイトも見当たらないため、本作のために新たに立ち上げられたデベロッパーのようだ。

※実際のゲーム映像ではないことが記されている。

 公式サイトによれば、ゲームは前作の拡張ではなく、いちから完全に再設計されているという。緑色のコミカルな宇宙人カーバルたちの乗る宇宙船を設計し、資金を集めるコロニーを作り、銀河の秘密を明らかにする。

 前作の雰囲気を損なわずに改良されたUI、およびアセンブリとフライトの指示により、熟練者と初心者の両方が、自身の制作物をテストできる。

カーバルが新たな困難に立ち向かう『Kerbal Space Program 2』発表。スペースコロニーや宇宙探検、マルチプレイに対応する宇宙開発シム_001
(画像はYouTube 「Gamescom Opening Night LIVE Press Conference」より)
カーバルが新たな困難に立ち向かう『Kerbal Space Program 2』発表。スペースコロニーや宇宙探検、マルチプレイに対応する宇宙開発シム_002
(画像はYouTube 「Gamescom Opening Night LIVE Press Conference」より)

 本作ではコロニーを作ることもできるようになる。ただの物理的な課題のためだけの施設ではなく、燃料などのリソースを集め、外宇宙探検の足がかりとしても機能するようになるようだ。星間旅行を行うことも本作の大きな特徴となる。

 また、前作ではMODでの対応となったマルチプレイにも正式に対応する。詳細は後日明らかにされるとのことだが、深宇宙探索を他のプレイヤーと協力して行うことができるようだ。

カーバルが新たな困難に立ち向かう『Kerbal Space Program 2』発表。スペースコロニーや宇宙探検、マルチプレイに対応する宇宙開発シム_003
(画像はYouTube 「Gamescom Opening Night LIVE Press Conference」より)
カーバルが新たな困難に立ち向かう『Kerbal Space Program 2』発表。スペースコロニーや宇宙探検、マルチプレイに対応する宇宙開発シム_004
(画像はYouTube 「Gamescom Opening Night LIVE Press Conference」より)

 ついに明らかになった『Kerbal Space Program 2』。マルチプレイや深宇宙探索など、前作から大きくパワーアップし、カーバルたちはさらなる困難に立ち向かうことになりそうだ。

ライター/古嶋誉幸

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カーバルが新たな困難に立ち向かう『Kerbal Space Program 2』発表。スペースコロニーや宇宙探検、マルチプレイに対応する宇宙開発シム_005
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
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