マンチェスター・ユナイテッドは19日、プレミアリーグ第2節でウォルバーハンプトンとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

1週間前に行われた開幕節のチェルシー戦を4-0と快勝する好スタートを切ったユナイテッドは、その試合のスタメンからアンドレアス・ペレイラに代えてダニエル・ジェームズを起用。2列目に右からジェームズ、リンガード、ラッシュフォードと並べた。

開幕節のレスター・シティ戦をVAR判定によってゴールを取り消され引き分けスタートとなったウルブスに対し、ボールを握る立ち上がりとなったユナイテッドだったが、自陣に引くウルブス相手になかなかシュートに持ち込めない。

それでも27分、ユナイテッドが両チーム通じて最初のシュートで先制する。ラッシュフォードのスルーパスに反応したマルシャルがボックス左に侵入し、左足でシュートを蹴り込んだ。

先制後もユナイテッドがボールを保持しながら試合をコントロール。1点をリードしたまま前半を終えた。

後半からドハーティに代えてアダマ・トラオレを投入してきたウルブスに対し、押し込まれる入りとなったユナイテッドは54分にピンチ。モウティーニョのFKからヒメネスのヘディングシュートが左ポストに直撃した。

しかし55分、ウルブスが追いつく。CKのサインプレーからボックス手前中央のネヴェスの放ったコントロールシュートがバーの下を叩いてゴールに吸い込まれた。

失点を受けて反撃に出たユナイテッドは67分にPKを獲得。ポグバがドリブルでボックス内に侵入したところでコーディに倒された。しかし、このPKを自ら蹴ったポグバはGKルイ・パトリシオに止められ、勝ち越しに失敗する。

終盤、マタを投入したユナイテッドだったが、チャンスは作れずに1-1で終了。ポグバのPK失敗が響き、2連勝スタートとはならなかった。

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