SNSに投稿されたある“破壊動画”が世界中で注目を集めている。

 話題になっているのは、「ひたすら風船を割る」動画。Twitterでの再生回数は1559万回を超え、いいねは33.7万件を超えている。動画の中では、刃物をつけた装置を落としたり、段ボール目隠しをした男性が刃物を振ったりするなど、とにかくたくさんの風船が割られている。

 投稿したのは、ノルウェー出身のビジュアルアーティストバルーンデストロイヤーのヤン・ハコン・エリクセンさん。破壊をテーマにした独特な動画をSNSで公開しているが、12日に“謎の装置”で風船を割る動画を投稿すると「中毒性しかない」と話題になっている。

 なぜ風船を割ったのか。ヤンさんに聞いてみたところ、「最初は自分が楽しくて風船を割っていたんだけど、動画をアップしたら多くの人が共感してくれたんだ。さらに動きや仕掛けを加えたらどんどん再生回数が伸びて、これまでに20003000個の風船を割ったよ」とのこと。また、自身が考える“アート”については「アートを定義するのは難しい。あえて言うなら、創造性を制限せずにすべてを解放することかな」との答えが返ってきた。

 では、こうした破壊動画を見ることはストレス発散になるのだろうか。臨床心理士で心理カウンセラーも務める明星大学准教授の藤井靖氏は「人間の中には破壊衝動があって、何かが壊れたり爆発したりするのを見て気持ちよくなる心理はあると思う。ただストレス発散ということになると、私の研究室でも去年実験したが、新聞を破いたりといったことがストレスに一番効果があるかというとそうではなかった。エンターテインメントとして楽しむといいと思う」との見方を示した。
AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
 

【映像】ヤンさんの"風船破壊動画”

“風船破壊動画”が「なぜかハマる」と話題に、バルーンデストロイヤーにきっかけを聞いてみた