マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が、チリ代表FWアレクシス・サンチェス(30)の移籍の可能性について言及した。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

2018年1月に高額サラリーでアーセナルから加入したサンチェス。だが、度重なる故障もあり、トップフォームからほど遠く、ユナイテッドの一員としてフル稼働が期待された昨シーズンも、プレミアリーグで20試合の出場に終わり、1ゴールにとどまるなど、不本意な1年を過ごした。

今夏の移籍市場では、インテルユベントスからの関心が伝えられていたサンチェスだが、ここまで具体的な動きはなし。しかし、ここに来て、ローマレンタルでの獲得を希望しており、すでにユナイテッド側と会談したという。

そんな中、「サンチェスは残ると思う」と残留を予想していたスールシャール監督だが、その考えが変わってきているのかもしれない。他クラブからの興味を認め、移籍の可能性を示唆した。

「まだ移籍市場は数週間残されており、(何かが起きる)可能性はある。一部のクラブがアレクシス(・サンチェス)に興味を持っている。何が起きるかわからないよ。それ以上のことは言えないね」

一部ではサンチェスローマに移籍する場合、ユナイテッドが給与+ボーナスの最大週給50万ポンド(約6300万円)の大半を助成する可能性があることが伝えられている。果たしてサンチェスの去就はどうなるのだろうか。