8月19日放送の「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)に伊集院光、IKKOが登場。伊集院が落語界の重鎮たちの“粋”なエピソードを語る場面があった。
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19日のテーマは「勝手に語りつぎたいプロフェッショナルに聞いた粋」。その道のプロに聞いた「粋」に感じるエピソードの数々が紹介された。
石橋やIKKOらがそれぞれ粋に感じたエピソードを語っていく中、伊集院は「噺家時代の、自分が入った頃のお師匠さん方はみんなかっこよかった」と自身の噺家時代を振り返り、立川談志にまつわるエピソードを明かす。
ある時、談志が付き人と一緒にタクシーに乗ったところ、その運転手が失礼な態度で「いいよね、あんたたちは。テレビ出て、ただ『うまい！』なんか言って金もらえるんだろ」「あんたたちの仕事は楽でいいよな、俺たちはこんな苦労していくらしかもらえない」といった皮肉めいたことを言ってきたという。
すると談志は「その通りだよ。何でアンタやんないんだよ」とにっこり笑って返してみせたのだとか。
そんな談志の鮮やかな対応には石橋も「シメちゃったようなもんだね。キュッと」と感心しきりだった。
また、伊集院は現在病気療養中である自身の師匠・三遊亭円楽との最新の粋なエピソードも披露。
伊集院が「ご体調いかがですか？」と師匠を気遣うメールを送ったところ、円楽から「いくら俺が義理堅くても歌丸師匠にあいさつするのはまだ早いからな」と返信があったそう。
ストレートに表現しない、落語家らしいしゃれた文面に、スタジオからは称賛の声が上がっていた。
次回の「石橋貴明のたいむとんねる」は8月26日(月)夜11時より放送。ゲストにはグッチ裕三、綾小路翔が登場する予定。（ザテレビジョン）
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