金にまつわる悪いやつら、ズルいやつらを徹底的に追い詰める特番「実録!金の事件簿」(フジテレビ系)の第7弾が、8月25日(日)に放送。岡田義徳が昔、生活するために行っていたアルバイトについて明かす。

【写真を見る】スタジオゲストを一新! 個性豊かなメンバーがそろった

■ 岡田がかつて、生活のためにやっていたアルバイトとは?

今回の放送では、恒例の家賃回収のドキュメントVTRや、「税金GメンVS悪質な滞納者」に加え、婚活にいそしむ若者の密着VTRから見る「お金を懸けた涙ぐましい努力」の様子、お年寄りに迫る悪徳詐欺集団の手口を、緊迫の実録VTRで紹介する。

また、スタジオのゲストが一新され、それぞれがお金にまつわるエピソードを持参。岡田は以前、俳優以外にも生活のためにアルバイトをしていたと話す。

そのアルバイトというのは、本番組でも毎回注目している家賃回収や税金徴収の仕事。

税金徴収の現場では、強制執行の場に立ち会うことになり、「私語厳禁、4時間以内に撤去せよ」との指示通り、家財道具全てを黙々とトラックに詰めて運び出した経験も。

そこで見つけた品々や、さまざまな書類を整理したときに見つけてしまった、禁断のマル秘書類などについて放送で語る。

■ 悪質詐欺師を直撃取材

番組では、電車で怪しい動きをする、痴漢の疑いのある男たちも追跡。不正な乗り降りをしたことによる罰金だけでは当然済まされない、イマドキの痴漢の手口が明らかに。

実際に手で触っていなくても痴漢になる、スタジオの女性陣が怒りを抑えられなかった驚きの手口、その一部始終をカメラが捉える。

そして、大きな見どころとなるのは、お年寄りから金をだましとるという悪質な詐欺師を追い詰める執念のVTR。

これまでは電話によるオレオレ詐欺が問題になっていたが、今はハガキや手紙、さらに実際に会いにくる詐欺師の手口が目立っているという。

今回番組が密着したのは、土地を売りたいと思っているお年寄りに巧みな話術で“節税”を呼び掛け、実際は必要経費として先に払わせていたお金を持って逃げてしまうという犯行。

番組は358日間にわたって、実在する悪質な詐欺師を追跡取材し、業者に対して直撃取材する。

■ 岡田義徳コメント

――収録の感想をお聞かせください。

緊張しました! こういう番組に出るのは、初めてに近いので。ドキドキしていました。

――昔やられていたアルバイトについてお話しされていましたが、なぜあの仕事を選んだのですか?

仕事をあまりしていなかったというのもあり、家でぼーっとしているわけにもいかないので。

それで、いろいろなバイトの面接を受けたのですが、落とされるんですよね。俳優を長年やっていて、扱いづらいと。結局、できる仕事としてチョイスできたのが、こういう派遣という仕事だったのです。

――どれくらいの期間やっていたのですか?

1年近くやっていました。でも、それをテレビで「これだけやっていました」「実は大変でした」ということを話したかったわけではなく、僕は生活するためにお金が要るからバイトしただけ、生活のために働くという普通のことをしただけなんです。

――坂上忍さんとは初共演でしたね。

坂上さんはこだわりが強い方で、正義だなと思いました。うそをついていない方だな、男として共感できるというか、お会いできて良かったです。

――スタジオで言いたいことを言えましたか?

自分というキャラクターは、まだ2割くらいしか出せませんでした。もっとくせが強いので(笑)。いろいろなことが、ズバズバ言えるようになりたいと思います。

婚活のVTRに登場した男性についても、もっと失敗してもいいし、カウンセラーに頼らず、もっと自分でやらないのかな、と思いました。

振られてもいいし、友人に聞いてもいいわけですし。意外と毒舌ですので(笑)、今回は言えなかったコメントも出していきたいです。

坂上忍コメント

――収録の感想をお聞かせください。

新鮮だったのは“婚活”ですね。事件簿というよりは、これくらいお金が掛かっているということで、扱ったのだと思いますが、アリなんだなと思いました。

この番組は人間模様を描いているので。恥部も含めて、生々しさがあるんですよ。

――ゲストの皆さんは全員初登場でしたが、いかがでしたか?

濃いなーと。でも岡田くんが家賃回収や税金回収の仕事をしていたりとか、(鈴木)砂羽ちゃんは婚活アプリが気になっているなど、今まで分からない顔だったので、いいですよね。

岡田くんは役者さんの顔で来られるのかなって思ったけど、すごくフラットにお話していたので面白かったです。あのバイトの話は全然知らなかったです。

ゲストの方がVTRを重ねてくることに、前のめりになってくるのがうれしいんです。最初はまだ堅いんですよ。

でも、だんだん声がONになっていっている。自分の思った言葉がでてきているのが、この番組の強みなのかなと。

――この番組の放送が始まってから、香川県の税金滞納額が4億も減ったと明らかにされていましたが?

すごくうれしいし、いいことだと思ったし。4億って相当の額ですよね。そういう番組に携わらせていただいているのは、うれしいですね。

でも、今後は痴漢の問題について、警察もあれだけ労力を使ってパトロールしているというのがもっと浸透して、そっちの数も減るといいなと思います。

本当にこの番組は、執拗(しつよう)に追い詰めてくれているんでしょう。あと、ロケをしているディレクターがもう名物ですよ。あの人に目をつけられたらやばいですよね。

――収録終盤では、ご自身の納税について話が出ましたが。

ちゃんと申告しますよ! または、あのロケDに連絡して、何かあったらモザイクかけろと(笑)。(ザテレビジョン

「実録!金の事件簿」第7弾では、岡田義徳(右端)が生活するために行っていたアルバイトについて明かす