「彼氏との別れを決意しました。後腐れがなく納得させられる別れ方を知りたいと思います。また別れ話をする前に準備しておきたいことや、上手に別れられる方法を教えてほしいです。」と、カウンセリングルームに相談に来る女性がいます。
そこで後腐れのない別れ方を知り、別れ話をする前に準備しておきたいことや、彼氏の反応別の対応を紹介し上手に別れられる方法を、心理カウンセラーが解説していきます。


別れ話をする準備


まずは別れ話をする準備から、解説していきます。

少しずつ距離を置く
別れ話をする準備は、突然別れ話を切り出すのではなく、少しずつ距離を置いていきましょう。会う回数を減らしていき、会っている時間も短くするなど、少しずつ距離を置いていくのがいいと思います。
しばらくしてから「そういえば前は頻繁に会っていたのに、最近は仕事が忙しいと言い、10日に1回会うのがやっとで、会っても直ぐ帰ろうとしている…」と、彼氏は薄々感じ始めるのです。

別れる理由を整理しておく
別れ話をする準備は、別れる理由を整理しておくといいでしょう。なぜなら、本当に別れたいかというと、そうでもないと思うときがあるからです。楽しかったことや幸せだったころの思い出がよみがえり、やっぱり別れるのを止めようと思うときがあるのでしょう。
決定的なことで別れを決意したならまだしも、あやふやな状態だと起こりがちなことなのです。そういう意味でも、別れる理由を整理する必要があるでしょう。箇条書きにして認識を強めるのもいいと思います。頭の中が整理され、気持ちがスッキリするでしょう。

別れた後のルールを決めておく
別れ話をする準備は、別れた後のルールを決めておくことも必要に思います。たとえばLINEはOKだけど会わないなどがありますが、本当に別れたいのならLINEもNGにしたほうがいいでしょう。なぜなら、LINEからまた2人の間が復縁しかねないからです。
やはり断ち切る覚悟が必要と思います。そうしないと次の恋にいけなくなるのです。


別れ話をする方法別メリット・デメリット


次に、別れ話をする方法別メリット・デメリットを解説していきます。

直接会って話す
直接会って話すメリットは、直接自分の気持ちを押し通せるところにあります。表情で気持ちが伝わりやすく、誤解もされにくいからです。ハッキリとした態度で押し通すことで「もうこれ以上は無理なんだ」と、納得せざるを得ない状態になるでしょう。
直接会って話すデメリットは、例でもあるように必死になって引き止めようとする相手に、負けてしまうことです。それ以上強気に別れ話ができないような状態に持って行かれてしまうおそれがあると思います。

電話で話す
電話で話すメリットは、姿が見えない分、ある程度冷静に感情をおさえることができるというところです。どんな顔をして聞いているか分からないので、逆に言いやすいこともあると思います。言いたいことを言って、相手がなんと思おうと一方的に電話を切ることができるのです。
電話で話すデメリットは、別れ話を切りだした途端に、「会って話をしよう!」と言われてしまうことです。彼氏にとっては、納得いかないことなので、「会ってなんとか説得したい!仲直りしたい!」と、必死に訴えてきます。
その状態のときに、一方的に別れ話をして言い方が悪かったり、突然電話を切ったりしたらら、逆上してなにをするか分かりません。それは相手の性格にもよりますが、別れ話のこじれは大変なことになりかねん。

LINEで伝える
LINEで伝えるメリットは、顔も声も聞かずに別れ話が言えることです。それこそ一方的に、相手の納得いかない返信にも無視することができると思います。
LINEで伝えるデメリットは、顔も声も分からない分、気持ちが読み取りにくいことです。納得し諦めてくれたらいいのですが、そのまま返信のないままだったら逆になにを考えているのか怖くなりますよね。


別れ話をするときの注意点


いままで解説したことを踏まえ、今度は別れ話をするときの注意点を、ご紹介していきます。

感情的にならない
別れ話をするときの注意点として、まずは感情的にならないことです。感情的になると相手も感情的になり、お互い言うべきでないセリフまで言って、修羅場をむかえてしまいかねません。落ち着いて話をすることが大事になってきます。

酔っているときに切り出さない
別れ話をするときの注意点として、酔っているときに切り出さないことも大事です。酔っていると感情を押さえられず、ストレートにものを言ったり余計なことも言ったりします。冷静な話し合いなど難しく、最悪な場合、酒ぐせの悪い男性だったら暴力沙汰になりかねません。

復縁の可能性を匂わせない
別れ話をするときの注意点として、復縁の可能性を匂わせないことも挙げられます。相手が納得しないからと、その場しのぎに復縁を匂わせるようなことは言わないほうが無難です。
少しでも可能性があればそこに期待を寄せ、相手は諦めるどころか、ずっと彼女のことを忘れないでいると思います。いつまでもしつこく追いかけられることになるかも知れません。

突然切り出さない
別れ話をするときの注意点は、突然切り出さないことです。なんの前触れもなく突然切り出された相手は、別れ話に対する心の準備もなく、ショックになり、逆切れするかも知れません。相手は気持ちの整理もつかず、別れることに時間がかかりそうです。


円満に別れ話をするコツ


それでは、円満に別れ話をするコツをご紹介しましょう。

別れる理由を明確にする
円満に別れ話をするコツは、別れる理由を明確にすることです。ハッキリと箇条書きにしてみるといいと思います。書くことで心の中に強く意識させることになり、決心がつきやすくなるのです。ブレない気持ちで話すことにより、相手を納得させやすいでしょう。

別れ話以外の話題を出さない
円満に別れ話をするコツは、別れ話以外の話題を出さないことも重要です。ほかの話題を出さなければ別れ話に集中できます。余計なことで話がそれてしまったら、うやむやにされてしまうかも知れません。別れ話だけに集中しましょう。

相手に感謝の気持ちを伝える
円満に別れ話をするコツは、相手に感謝の気持ちを伝えることも大切なことです。たとえ途中から嫌になったとしても、感謝の気持ちを伝えることで、まるく収まりやすいと思います。感謝の気持ちを言われたことで、相手も冷静にとらえることができるでしょう。


彼氏の反応別!別れ話の進め方


さらに、彼氏の反応別!別れ話の進め方を、ご紹介します。

パターン1:泣き出す
別れ話をして泣き出されたら、それでも変な同情はせずに、別れ話を押し進めることが大事です。たんたんと言いたいことを述べ、いくら泣いていても、こちらは表情ひとつ変えずにその場から立ち去りましょう。

パターン2:キレる
別れ話をしたらキレれられることまで予測し、2人きりでは会わないことです。喫茶店のように周りに人の目がある場所で、別れ話をするとキレられる可能性は低いと思います。言うだけ言ってさっと帰りましょう。

パターン3:引き止めてくる
別れ話をして引き止めてくる場合は、なんと言われようと断固とした気持ちを持って話すべきです。引き止められたからといって、いちいち反応せず、自分の気持ちをハッキリ話して、その場から立ち去りましょう。


まとめ

今回、紹介したように別れ方にもたくさんあります。紹介した別れ方で、ひとりでも多くの人が円満な別れをするきっかけになれば幸いです。
別れがあれば、良い出会いが必ずありますよ。(HIKARI/ライター)
(ハウコレ編集部)

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