英国で希少なピンク色バッタが発見され話題を呼んでいる。


発見者の女性、ケイトカリーさん(41)は、グロスタシャー州にある祖母の庭の手入れを手伝っていた際、この一風変わった色をしたバッタを目撃した。

カリーさんは、英通信社SWNSによるインタビューでこのように振り返っている。「驚きました。ピンク色バッタを見るなんて思ってもいませんでした。あのように珍しいバッタをこれまで見た事はありません」。

カリーさんが写真に収めたこのピンク色バッタは、確かに珍しいが、2013年にも、『ナショナルジオグラフィック』の研究者、ヴィクトリア・ヒルマンさんが6匹のピンク色バッタを見つけたとブログに投稿していた。ヒルマンさんは次のように説明する。「ピンク色バッタは存在しているものの、捕食者によって簡単に狙われてしまう事から、成虫にまで成長するのは珍しい事です。通常の緑色や茶色のバッタと比べて、緑色の植物に対し非常に目立っている事が、ピンク色バッタをほとんど見かける事のない理由の1つです」。

このバッタの色は、"erythrism (赤髪症)"と呼ばれる、劣性遺伝子による突然変異が原因で発生した物だという。

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