お笑いコンビ・南海キャンディーズ山里亮太(42歳)が、8月17日に放送されたバラエティ番組「南海キャンディーズのジャブジョブ」(静岡第一テレビ)に出演。かつて出演していたラジオ番組の「むちゃくちゃ怖いディレクター」について語った。

番組はこの日、静岡のラジオパーソナリティー3人をゲストに招き、ラジオの厳しい世界についてトークを展開。その中で山里は「いまはTBSラジオでやってますけど、その前、ラジオ局言うとアレですけど、やってたときはむちゃくちゃ怖いディレクターさんだった」と、“昔話”を語り出した。

当時、山里がラジオ番組で話していると、「(ディレクターが)インカムで入れてくる(=話しかけてくる)んですよね。言ってくるのよ。『はい、今のところ面白いこと言ってないよ〜』『全然面白くないよ〜』『はい、全然面白くない。曲行きま〜す』」と、ディレクターから厳しい言葉が飛んできたそうで、「めちゃくちゃ心折れる」という経験をしていたそう。山里は「そういう育て方する人、いるんですよね」「そういうのが主流の時期があったんですよ」と、そのディレクターなりの人材育成法だったと理解はしているようだが、この日のゲストたちも山里の話に頷いた。

ただ、一方で「偉いな、と思った」こともあったそうで、「オレだけじゃない。全員にそれをやるの。だから結構な師匠がラジオやってるときに、オレがゲストで行ったときも、インカム共通だから普通に師匠に『はい、全然つまんないですよ〜』『後輩の前で恥かいて終わりますか〜』ってやってた」という。

相方のしずちゃん山崎静代/40歳)は「でも、結局そうやって成長させてもらってるんやね」と感心した様子を見せたが、山里は間髪入れず「いや、アイツのおかげじゃない。オレはTBSラジオに育ててもらったと思ってる。アイツだけは許さない、一生」と吠えた。

山里は2010年より「水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)、2012年より「赤江珠緒 たまむすび」(火曜日/同)に出演。それ以前はニッポン放送MBSラジオなどのラジオ番組にレギュラー出演していた。