英国系製薬企業グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社(社長:シッド・シン、本社:東京都港区)は、日本で1番売れている(金額ベース)(*1) 知覚過敏症予防ハミガキ「シュミテクト」から、知覚過敏の原因の1つである酸蝕歯に着目したハミガキ「シュミテクト PROエナメル マルチケアEX」、「シュミテクト PROエナメル やさしくホワイトニングエナメルケア」をシュミテクト史上最大濃度の高濃度フッ素にアップグレードして、8月中旬頃より順次、全国でリニューアル発売します。

フッ素(フッ化ナトリウム)の働きとは
 食べ物や飲み物の酸にさらされ、一時的にカルシウムなどのミネラルが奪われることによりエナメル質は軟化した状態になります。これを脱灰(だっかい)と言います(図1)。フッ素はエナメル質表層の奥へ入り込み(図2)、奪われたミネラル分を取り戻す、いわゆる再石灰化を促進する役割を果たします。また、エナメル質に取り込まれたフッ素によって、ハイドロキシアパタイトよりも酸に溶けにくいフルオロアパタイトが形成されます。
 これによりエナメル質を強化し、ムシ歯の原因となる歯垢の細菌の活動を抑えることで、ムシ歯に対して強い歯を作る手助けをします。
<イメージ図>

PROエナメル高濃度フッ素配合<1450ppm>でリニューアル発売!
 日々摂取する食べ物や飲み物に含まれる酸によって、常にエナメル質は危険にさらされています。エナメル質は頑丈な物質ですが、擦り減ったりダメージを受けて失われたりすると、二度と元には戻りません。そのため、エナメル質を保護することが大切です。

「シュミテクト PROエナメル」は、シミるのを防ぎ、毎日のハミガキでエナメル質を強化し、強く美しい歯を保つハミガキブランドです。ステインや汚れをやさしく除去しながら歯本来の白さにし、ムシ歯も予防します。

高濃度フッ素(フッ化ナトリウム)配合で歯のエナメル質を強く硬くし、ムシ歯を予防します。

酸蝕歯(さんしょくし)の危険
 現在、日本人の約4人に1人(26%)が酸によるエナメル質損耗の症状(酸蝕)を持っている(*2)と言われており、これは知覚過敏の症状を訴える人の割合34% (*3)の約3/4にあたり、増加傾向にあります。
 白くミネラルが豊かなエナメル質は、歯の表面を保護しています。このエナメル質は、食べ物や飲み物に含まれる「酸」に弱く、徐々に摩耗していきます。一度、摩耗してしまったエナメル質は元に戻りません。
酸が多く含まれる食生活では、酸蝕は想像以上に簡単に起きてしまいます。1日4回、酸が歯に触れる機会があると、エナメル質が酸蝕のリスクにさらされます。
酸蝕による影響
1. 黄ばみ
 
エナメル質が著しくすり減ると、その下にある黄色味を帯びた象牙質が見えやすくなります。
2. 光沢を失う、変色する
 エナメル質がすり減った歯は光沢を失い、くすんで見えます。
3. 半透明~透明になる
  エナメル質損耗がさらに進行すると、目で確認できるほどエナメル質が薄くなります。エナメル質が薄くなる ことで、歯の先端が透けて見えます。
4. 知覚過敏で歯がシミる
 歯を保護しているエナメル質がすり減ったことで、その下にある象牙質が露出し、知覚過敏の症状を引き起こします。
5. 先端が丸みを帯びる
  歯の先端は、最も酸蝕が起こりやすい部分です。

酸蝕の原因
 スパークリングウォーター、またワインや炭酸飲料、意外にも健康によいと言われる果物やフルーツジュース、ドレッシングが、酸が歯に触れるきっかけになります。食べ物・飲み物の酸性度を理解することが、酸蝕からエナメル質を守る第一歩となります。
酸蝕のことを考えた歯のケアとは?
歯科医師への相談
過去6ヵ月間、歯科医を受診していない場合は、歯科検診を受けましょう。
食べ方・飲み方の見直し
チーズや牛乳を食事に取り入れてみましょう。酸によって柔らかくなったエナメル質を再度固くしたり、ムシ歯予防にも効果があることが示唆されています(*4)。間食の回数を減らすようにしましょう。
酸性の飲み物を飲む時はストローを使い、がぶ飲みをしたり、口の中に溜めたりしないようにしましょう。
フッ素配合のハミガキの使用
歯質を強化するフッ素配合のハミガキを使用し、1日2~3回ブラッシング。歯を磨く際はやわらかめのハブラシを使用してください。
「シュミテクト フレッシュ&クリーン」もリニューアルして登場!
 「シュミテクト フレッシュ&クリーン」は、硝酸カリウム配合により歯がシミるのを防ぎ、フッ素(フッ化ナトリウム)の働きでムシ歯を予防する薬用ハミガキです。
クール感が持続するクールミントフレーバーによる爽やかな息ケアと歯垢除去が特長です。

本製品は、シュミテクト史上最大濃度のフッ素1450ppm)を配合しており、「シュミテクト フレッシュ&クリーン」のリニューアル品です。
これにより、知覚過敏症状予防ハミガキ「シュミテクト」シリーズすべてが高濃度フッ素配合に処方変更されることになります。
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歯周病は、歯肉炎・歯槽膿漏の総称です。
(*1) インテージSRI 歯みがき市場 2018年1月~2018年12月累計 (販売金額)
(*2) 北迫勇一、「酸蝕症の病態と臨床対応」(日補綴会誌 Ann Jpn Prosthodont Soc 7 : 142-147, 2015
(*3) グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア調べ2014年12月
(*4) WHOレポート2003 https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/42665/WHO_TRS_916.pdf 2019年8月7日アクセス

※お手数をおかけしますが、プレスリリースは下記リンクよりダウンロードいただけますようお願い申し上げます※
https://prtimes.jp/a/?f=d31922-20190819-4416.pdf

配信元企業:グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社

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