画像はプレスリリースより。

イベント企画などを手掛けるHoliday Jack社は9月20日から4日間限定で、食用ピラニアを使った「ピラニアラーメン」を販売する。浅草のラーメン店「成田屋」とコラボし、1000杯限定で提供される。

ピラニアラーメンは今年4月、同社がエイプリールフールネタとして発表していた。しかし、同社の矢野智之代表によると、ネタだと気づかなかった人から「チケットはどこで販売していますか」「いつからやりますか」といった問い合わせが「自分が受けただけでも1か月で1000件以上の電話」があったという。

仕入れルートの開拓から行い、総量300キログラムのピラニアをアマゾンから輸入


また、昨年11月に同社が行った「ピラニアフィッシング」イベント時に、「釣った魚を食べることはできないのか」という声が多かったことも、ピラニアラーメンの実現に至った理由のひとつだ。

矢野代表によるとピラニアは元々、現地では一般的な川魚として食べられている。日本に輸入する場合、生きたままだと「観賞用」になってしまうため、今回は現地で内蔵を取り除くなどの下処理をした状態で輸入した。輸入総量は300キログラム。仕入れルートの開拓も一から行った。

「味は鯛に近いです。真鯛ラーメンなどに近い味を想像していただければと思います」

ラーメンはピラニア出汁100%で、ピラニアのほぐし身が乗って3000円。2500円追加すると、特大ピラニア素揚げをトッピングすることができる。20日のみ100食限定で、21日から23日は各日300食提供される。

トッピングできる特大ピラニアの素揚げ。画像はプレスリリースより。