「たとえ自宅でも、安全とはいいきれない」

一人暮らしをする女子大生、Mana Higashi(@mana_h_816)さんがTwitterに投稿した実体験は、そう思わされるものでした。

「命があってよかった」

ある日の部活帰り、服を脱いだままの状態でトイレに入った投稿者さん。

すると、トイレのドア前に置いてあったスーツケースが何かの拍子で倒れてしまい、ドアにスーツケースがつっかえる形になってしまったといいます。

当時の状況を説明した写真が、こちらです。

※スーツケースが倒れる前の状態。ドアの前に置いてあった

※倒れた拍子にスーツケースが開き、つっかえ棒のような状態に

もしもスーツケースの中身が空っぽで軽ければ、無理やりにでもドアを開けられたかもしれません。

しかし、倒れたスーツケースの中身には荷物が。投稿者さんの力ではドアを開けることもドアを壊すこともできず、絶望的な状況に陥ってしまったのでした。

(このままでは、熱中症か飢えで命を落とすのでは…)

一瞬、最悪の事態が脳裏をよぎったという投稿者さん。しかし、携帯電話を持ったままトイレに入っていたことに気付きます。

おかげで、不動産業社に鍵を開けて助けてもらえないか電話を入れることができ、20分ほどでトイレから脱出できたのでした。

不運な偶然が重なってしまったために起きた、命の危機を感じるほどの出来事。無事に生還したいま、投稿者さんは当時を振り返り「命があってよかった」と語ります。

もしも携帯電話を持ち込んでいなかったとしたら、どうなっていたのでしょうか…。

投稿者が語る3つの『教訓』

「一人暮らしって、本当にこわい」とつづる投稿者さんは、こんな教訓も紹介しています。

・家の構造上、トイレの前に荷物を置かない。

携帯電話を常に持ち歩いておく。

・自分と連絡がとれなくなった場合、警察を呼ぶなりしてくれる友人を見つけておく。逆もまた然り。

まさか自宅にいながら、こんな形で監禁状態になるなんて、一体誰が想像するでしょう。

しかし、『万が一』の事態はどんな状況であっても起こりえます。自宅という自分にとって1番安全な場所であっても、やはり備えておくことが大切です。

投稿者さんが紹介した3つの教訓のうち、2つ目と3つ目は、私たち自身も常日ごろから意識しておきたいものです。

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[文・構成/grape編集部]

出典
@mana_h_816