子連れで外出している際に、周囲の大人から子どもに対して「可愛いね」「いくつ?」など声をかけられる場合があります。
子どもへの親しみを込めて、声をかけてくれる場合がほとんどですが、中にはよからぬ目的を持っている人がいるかもしれません。
3人の子どもを育てているもちほ。(mochiho_mochiko)さんは、長女と子ども向けの映画を観に行った際、不気味な出来事に遭遇しました。
映画館での出来事
映画館で、もちほ。さんが子どもに人気のアニメ映画『プリキュア』のチケットを買っていると、背後にいた男性が長女に話しかけてきました。
もちほ。さんが振り返ったところ、男性はすぐにその場から立ち去ったそうです。
その時は「大人でも観る人はいるだろう」と気に留めませんでしたが…。
執拗に、娘に話しかける男性
あっちに、プリキュアのシールがありますよ。
その後も男性は、もちほ。さんが売店でお金を払う時や、上映されるシアターを確認しようと案内図を見ている時など、何度も長女に話しかけに現れ、振り返ると去っていったそうです。
親が子どもから目を離す時を狙ったかのような男性の行動に、不信感を抱いたもちほ。さん。子どもの興味を誘い、親から離れるように仕向ける言動も、気になります。
結局男性は上映ルームに入場をしなかったそうです。男性の怪しすぎる行動に、疑念を抱かざるをえませんね。
この出来事から、もちほ。さんは『ある気がかり』を感じてしまいます。
1番気がかりだったこと
警戒心ゼロな長女
この出来事でもちほ。さんが、1番不安を感じたのは、無邪気すぎる長女の反応でした。
ふだんから、挨拶をされると誰にでも元気よく応えていた長女。もちろん、きちんとした人であれば何の問題もなく、むしろほめられることでしょう。
しかし、今回のような明らかに怪しい人物にも、長女は警戒することがありませんでした。
もし、男性が長女にこんな風に話しかけていたら…。
「長女は、ついて行ってしまうのではないだろうか」ともちほ。さんは恐ろしくなりました。
大人から「怪しい人に気を付けて」といわれても、小さな子どもにとっては、どのような人が『怪しい人物』に該当するのか、判断が難しいかもしれません。
もちほ。さんも、ふだんから「知らない人にはついていったらダメ」と長女にいい聞かせていましたが、この出来事をきっかけに、改めて娘さんに具体例を挙げて一緒に勉強をしたそうです。
近年は、不審者が子どもへ声をかける際の手口も巧妙化しています。
ふだんから地域や学校からの不審者情報にはよく目を通して、子どもにも分かる言葉で説明するなど、親子で注意を払うことが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]
コメント