佐賀県は、2018年度より取り組む「SSPSAGAスポーツピラミッド)構想」をさらに進めるため、2019年8月20日(火曜日)、サッカーJ1・サガン鳥栖フェルナンド・トーレス氏に「SSPアンバサダー」委嘱状を交付しました。

右:サッカーJ1・サガン鳥栖 フェルナンド・トーレス
左:佐賀県知事 山口祥義

SSP構想のイメージ図

SSP構想」とは、佐賀から世界に挑戦するアスリートの育成を通じて、スポーツ文化の裾野を拡大し、アスリート引退後は指導者となり次世代のアスリートを育てる好循環の確立を目指す佐賀県独自の取り組み。

8月23日(金曜日)の2019明治安田生命Jリーグ第24節、ヴィッセル神戸戦での現役引退を前に、8月20日(火曜日)に佐賀県庁来賓室にて佐賀県知事・山口祥義(やまぐち よしのり)からフェルナンド・トーレス氏に「SSPアンバサダー」委嘱状を交付しました。

トーレス氏への依頼内容】
SSP構想が目指す次世代アスリートの育成、スポーツが地域に根差した地域づくりに関する助言・協力等

フェルナンド・トーレス氏コメント
佐賀に来てから皆さんからたくさんの愛をいただいた。これから全力で佐賀の子どもたちがスポーツを通じていろんなことができるようにしたい。SSP構想を実現できるように協力していきたい。

SSPアンバサダーについて(トーレス氏含めて4人)
埼玉西武ライオンズ・辻󠄀発彦監督(小城市出身)、広島東洋カープ緒方孝市監督(鳥栖市出身)
 2019年3月2日(土曜日)西武 対 広島 オープン戦にて委嘱状交付

バルセロナオリンピックメダリスト・柔道家・古賀稔彦(みやき町出身)
 2019年5月15日(水曜日)佐賀県庁来賓室にて委嘱状交付


世界に挑戦する佐賀ゆかりのトップアスリートの育成、活躍、転進を通じて、スポーツ文化の裾野が拡大し、さらなるトップアスリートの育成につながる好循環を確立することで、スポーツの力を活かした人づくり、地域づくりを進める。

【人材育成】
2018年~ 
日本代表コーチ、「常勝監督」等が年5~12回佐賀で直接指導
中学生等を全国レベルの大会に視察させることによる動機付け支援

2019年~ 
ICT活用、栄養学、フィジカル等県内の指導者でカバーできない専門知見活用
錦織圭選手らを輩出した「IMGアカデミー(フロリダ)」と提携し、テニス競技でSAGAクリニックを実施(5月18日~19日)、選手5名とコーチ1名が短期キャンプに参加(7月22日~26日)。

【練習環境の充実】
県とスポーツ施設の設置者、競技団体が協議し、練習環境の充実を図る。

【就職支援】
2019年1月 SSPアスリートジョブサポを開設、4月には2名が県内就職。県内定着を希望する選手・指導者に対して、県が就職支援(無料職業紹介)

  • SSPアンバサダーについて

【第1号】
埼玉西武ライオンズ・辻󠄀発彦(つじ・はつひこ)監督
1958年佐賀県小城市生まれの60歳。佐賀東高から日本通運を経て、83年ドラフト2位で西武入団。93年に首位打者二塁手としてゴールデングラブ賞8回受賞は歴代最多。通算1562試合出場。

広島東洋カープ緒方孝市おがた・こういち)監督
1968年佐賀鳥栖市生まれの50歳。鳥栖高から86年ドラフト3位で広島入団。95~97年に盗塁王、95~99年にゴールデングラブ賞獲得。08年から野手コーチを兼任し、通算1500安打達成。


【第2号】

メダリスト・柔道家・古賀稔彦(こが・としひこ)氏(佐賀県みやき町出身)
1967年生まれ。柔道八段。古賀塾塾長、医学博士。
IPU環太平洋大学 体育学部体育学科教授・女子柔道部総監督
日本健康医療専門学校校長、一般社団法人古賀塾代表理事

オリンピック3回出場】
1988年 ソウルオリンピック   3回戦進出
1992年 バルセロナオリンピック 金メダル
1996年 アトランタオリンピック 銀メダル

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