サム・ライミが製作を手掛けるワニ・パニック映画クロール ―凶暴領域―』より、緊迫感あふれる場面写真が解禁された。

【写真】浸水×ワニの恐怖!『クロール ―凶暴領域―』場面写真

 本作は、映画『ドント・ブリーズ』(2016)を製作したサムがプロデュースし、『ピラニア3D』『ホーンズ 容疑者と告白の角』のアレクサンドル・アジャ監督がメガホンをとるサバイバル・スリラー。巨大ハリケーンと、水陸で人間に襲い掛かる獰猛なワニという最悪の組み合わせによる究極の極限状態からのサバイバルを描く。全米では『トイ・ストーリー4』や『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』といった大人気シリーズに続いて、週末興行収入第3位を記録した。

 大学競泳選手のヘイリー(カヤ・スコデラリオ)は、疎遠になっていた父(バリー・ペッパー)が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ探しに戻る。地下で重傷を負い気絶している父を見つけるが、彼女もまた、何ものかによって地下室奥に引きずり込まれ、右足に重傷を負ってしまう…。

 解禁された場面写真は、ヘイリーと父が懸命に生き延びようとする姿や、ヘイリーが壁から流れる大量の水におののく姿、水路から逃げ道を探す姿、そして、大型ワニがシャワールームの扉1枚向こうに迫り追い詰められるヘイリーの姿など、緊迫感あふれる場面写真の数々。浸水の恐怖だけでなく、水中から忍び寄るワニの恐怖を感じさせるビジュアルだ。

 アジャ監督は「ストーリーに恋に落ちる感覚。めちゃくちゃわかりやすい。カテゴリー5のハリケーン、浸水した場所、民家、誰もが馴染みある場所、それとワニ。今まで誰もやっていなかったのが不思議なくらい」とストーリーの素晴らしさを絶賛。さらに「サバイバルものを作る時、しかもストーリーが1日で展開するようなものは、(観客が登場人物と)一緒に体験し、(映画という乗り物に)乗っていきたいものです。脚本に書かれたシーン全てが(ラストに向けて)積みあがっていくようにしたいんです」と意気込みを語っている。

 映画『クロール ―凶暴領域―』は10月11日より全国公開。

映画『クロール ―凶暴領域―』場面写真(C) 2019 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.