フジテレビ系「TWO WEEKS」。海藻にまみれたびしょびしょの結城大地(三浦春馬)に、娘・はな(稲垣来泉)のことをでれでれと話す結城、いろんな結城が見れた第5話だった。毎週変わる衣装も楽しみになってきた。

黒幕は誰か
なんとか命拾いした結城は、室岡俊治(村上淳)・晴人(鳥越壮真)親子に助けられる。
室岡は、9年前に柴崎の元から逃げ出し、結城が服役するきっかけになった人物だったのだが、その発言から柴崎(高嶋政伸)に強力な後ろ盾がいることが判明した。
怪しげなカットが映されたのは3人。はなの担当医である小池夏美、月島楓(芳根京子)の所属する東京地検港南支部の支部長・岩崎恭二(神尾佑)、そして月島が慕う国会議員・久我早穂子(黒木瞳)だ。
断トツで怪しいのは久我だ。結城の目撃場所を聞いていた可能性が最も高く、何よりドラマのポスターで柴崎より前に写っているのでまず間違いないだろう。
岩崎支部長も、月島と角田の行動を見張っているようだ。柴崎が結城からデジカメの在処を聞き出そうとしている際、「警察にか?検察か?」と言ったのも引っかかる。どちらかなら揉み消せるということだろう。月島が結城の事件の担当になったのは、上(久我)からの通達があったからだった。久我と岩崎、2人ともが繋がっている可能性もある。
担当医・小池については、刑事・有馬海忠(三浦貴大)の知人として、心配しての怖い顔だろう。しかし、小池の病院に久我は視察に行っていたので、繋がりを完全には否定できない。

結城と柴崎の「あはははは」
結城は警察からは逃れたが、柴崎の手下である灰谷(磯村勇斗)に捕まってしまう。
柴崎ははなを脅しに使い、勝ち誇って「あはははは」と笑った。が、それを上回る恐怖すら感じる結城の「あはははは」。8年前と同じ手は食わない。柴崎に後ろ盾がいることを逆手に取った。
そして、今まではなとの関係に使ってきた言葉を柴崎に使った。
「俺とお前は、生きるのも死ぬのも一緒なんだよ」
意識朦朧と起きるところから、柴崎への怒りと悔しさの混じった表情、はなの存在が柴崎に知られたとわかったときの一筋の涙、改めて三浦春馬の表情に魅せられたシーンだった。

柴崎の手から逃れた結城は、月島に助けられる。
無言で結城の縄をほどき、「こっち」と走り出す月島。かっこよかった。
結城、すみれ比嘉愛未)、室岡、そしておそらく久我も、親として子を守るために動いている。その中で唯一、娘という立場で事件に関わっている月島。父を亡くした気持ちがわかるからこそ、はなから父親を奪いたくない、結城を死なせたくない、その想いが強いのだろう。

今夜放送の第6話では、ついに反撃開始との予告。結城と月島の出会いにより、柴崎と黒幕をどこまで追い詰められるか。三浦春馬の表情に注目しながら楽しみたい。
イラストと文/たけだあや)

『TWO WEEKS』
毎週火曜よる9時〜
出演:三浦春馬、芳根京子比嘉愛未、三浦貴大、稲垣来泉、近藤公園、鈴木仁、バッファロー吾郎A、神尾佑、久保田悠来、磯村勇斗、原沙知絵、池田鉄洋、高嶋政伸黒木瞳、ほか
原作:『TWO WEEKS』(MBC、脚本:ソ・ヒョンギョン)
脚本:山浦雅大
音楽:木村秀彬
主題歌:三浦春馬「Fight for your heart
オープニング曲:04 Limited Sazabys「Montage
プロデュース:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)、平部隆明(ホリプロ
演出:本橋圭太、木内健人
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

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イラストと文/たけだあや